特定仕入先への依存と原材料供給停止リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q2。直近の記載は2026-08-04。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。54社中24社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに12社。
- 2026-08-04顕在化業績予想の修正
「売上高は、中東情勢の緊迫化による一時的な原料調達不安を受けて在庫管理を徹底したことなどにより販売数量が減少しましたが、」
中東情勢の緊迫化による一時的な原料調達不安が販売数量の減少として実際に現れ、在庫管理の徹底も記載されている。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「国内ではナフサの安定調達や、製品流通網の目詰まり解消に向けた取組み強化の動きがありました。」
ナフサの安定調達と製品流通網の改善に向けた取組み強化を記載しており、原材料供給リスクへの対応が示されている。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「基礎化学品分野については、2025年に発生した一過性の原料調達問題の解消などにより、2026年は一定の収益改善を見込んでおります。」
特定原料・資材の調達リスクに関連し、2025年に一過性の原料調達問題が実際に発生した一方、解消により2026年の収益改善を見込むと記載している。 - FY2020対処有価証券報告書
「当社グループでは、その対策として、原材料を複数の仕入先から購入することにより安定調達を図るとともに、適正在庫を保有することで、生産に必要な原材料が十分に確保されるよう努めております。」
特定仕入先への依存リスクに対し、複数仕入先からの購入に加えて適正在庫の保有を対策として明示した。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「機能性材料は、上期の原料調達の不調に加え、エアコン用の冷凍機油原料や化粧品原料のアジア需要に在庫調整の影響が見られるようになったものの」
上期に発生した原料調達の不調が、機能性材料の事業環境要因として引き続き記載されている。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「原料調達の不調や製造設備の不具合が発生したこと等の事業環境悪化により、当初計画に比べ販売数量、売上高、利益とも下回りました。」
従来は特定仕入先への依存に伴う供給停止を仮想的なリスクとして記載していたが、当四半期には原料調達の不調が実際に発生したと説明している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「一部の原材料については製造拠点の立地条件及び運搬・貯蔵方法等に伴う制約から特定の仕入先に依存する場合があり、特定の仕入先の被災や事故等により原材料の供給不能又は供給不足が長期間に亘り発生した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
複数仕入先による安定調達を図る一方、特定仕入先への依存が残るリスクを継続して開示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「一部の原材料については製造拠点の立地条件及び運搬・貯蔵方法等に伴う制約から特定の仕入先に依存する場合があり、特定の仕入先の被災や事故等により原材料の供給不能又は供給不足が長期間に亘り発生した場合」
複数仕入先による安定調達を図る一方、一部原材料では特定仕入先への依存が残るリスクを開示している。