Orchard Therapeutics plcの買収による造血幹細胞遺伝子治療への参入
FY2023-Q3に初出。6回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2025。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに1社。
- FY2025前進有価証券報告書
「OTL-203は、ムコ多糖症I型(Hurler症候群)を対象とする造血幹細胞遺伝子治療法です。根本治療法となり得る治療法としてOrchard Therapeutics社が北米と欧州でピボタル試験(第Ⅲ相試験相当)を実施中です。」
Orchard社買収後の造血幹細胞遺伝子治療について、OTL-203の北米・欧州ピボタル試験を継続し、OTL-201等も開発中であることを示した。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「OTL-203は、ムコ多糖症I型(Hurler症候群)を対象とする造血幹細胞遺伝子治療法です。根本治療法となり得る治療法としてOrchard Therapeutics社が北米と欧州でピボタル試験(第Ⅲ相試験相当)を実施中です。」
Orchard社買収後の造血幹細胞遺伝子治療について、OTL-203の北米・欧州ピボタル試験が継続していることを主要開発品として明示した。 - FY2024-H1前進有価証券報告書
「第1四半期連結会計期間において、暫定的な会計処理を行っていましたが、当中間連結会計期間に確定しています。」
Orchard社買収について、暫定的だった取得原価配分が当中間期に確定し、取得対価571億35百万円、のれん341億35百万円として確定した。HSC-GTの販売権・仕掛研究開発費も無形資産として計上された。 - FY2024-Q1前進有価証券報告書
「当社は、当第1四半期連結会計期間においてOrchard Therapeutics plcの全株式を取得したため、同社及びその子会社を連結の範囲に含めています。」
Orchard社の買収完了後、2024年第1四半期から同社及び子会社を連結範囲に含め、Libmeldyの売上収益を計上した。買収対価は571億35百万円、取得により生じたのれんは418億32百万円である。 - FY2023達成有価証券報告書
「英国2006年会社法に基づくスキーム・オブ・アレンジメント手続きによるOrchard社の全発行済株式の買収は2024年1月24日付で完了しました。この買収により、Orchard社は当社の完全子会社となりました。」
FY2023末後ではあるが提出前の2024年1月24日に、Orchard Therapeutics plcの全株式取得を完了し、完全子会社化した。HSC-GT技術と自社のバイオ医薬品の強みを組み合わせ、Life-changingな価値の創出を目指す段階へ進んだ。 - FY2023-Q3初出有価証券報告書
「本件株式取得は、2030年に向けたビジョンの実現に向けたマテリアリティ(重要経営課題)として選定している「革新的な医薬品の創出」のための重要なステップとなります。Orchard社は、造血幹細胞遺伝子治療(hematopoietic stem cell gene therapy、以下「HSC-GT」という。)のリーディング・プロバイダーとして、すでに欧州でライソゾーム病の適応を有するHSC-GTの製品を上市、また米国でも承認審査中であり、本領域において着実に実績を積んでいる会社です。取得予定日 2024年第1四半期 取得予定株式総数(2023年10月3日現在)22,727,150株(発行済株式の100%) 取得価額 1ADS当たり16.00米ドル、約387.4百万米ドル(約573億円)」
2023年10月5日に取締役会で、英国のOrchard Therapeutics plcの発行済株式100%を取得して子会社化する手続きを開始し、Transaction Agreementを締結した。英国会社法に基づくScheme of Arrangementを用い、2024年第1四半期の取得完了を予定している。Orchard社のHSC-GTの開発・商業化力と当社のバイオ医薬品の強みを組み合わせ、遺伝性疾患などのアンメットメディカルニーズに対するLife-changingな価値の創出を目指している。