半導体液晶関連事業への高い依存
FY2020に初出。5回の記載のうち2回が「引き上げ」で、最初の「引き上げ」はFY2021。直近の記載はFY2025。
ステラ ケミファがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに0社。
- FY2025後退有価証券報告書
「当社グループの売上高において、高純度薬品事業の半導体関連の占める割合が高く、循環的な市況変動が大きい半導体業界の動向により当社業績は左右されます。」
半導体関連への高い依存を引き続きリスクとして記載しているが、前回までの「約6割」等の具体的な依存度は記載されていない。 - FY2024後退有価証券報告書
「当社グループの売上高において、高純度薬品事業の半導体関連の占める割合が高く(約6割)、得意先である電子・電気・通信機器業界の半導体需要ならびに設備投資の下降、同業他社との価格競争激化による販売価格の下落等により、当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。継続的な製品競争力の強化や他事業分野の製品開発および製品販売の伸張によって影響を回避すべく努めております。」
半導体関連売上高の割合は前回の「6割強」から「約6割」と記載され、依存度の表現はやや低下した。一方、半導体市況悪化による出荷量減少は実際の業績に現れている。 - FY2023引き上げ有価証券報告書
「当社グループの売上高において、高純度薬品事業の半導体関連の占める割合が高く(6割強)、得意先である電子・電気・通信機器業界の半導体需要ならびに設備投資の下降、同業他社との価格競争激化による販売価格の下落等により、当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。」
半導体関連への売上高依存度が、前回の「6割弱」から「6割強」へ引き上げて記載されている。 - FY2021引き上げ有価証券報告書
「当社グループの売上高において、高純度薬品事業の半導体液晶関連の占める割合が高く(6割弱)、得意先である電子・電気・通信機器業界の半導体需要ならびに設備投資の下降、同業他社との価格競争激化による販売価格の下落等により、当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。」
半導体液晶関連の売上高依存度が、前回の約5割から6割弱へ引き上げて記載されている。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社グループの売上高において、高純度薬品事業の半導体液晶関連の占める割合が高く(約5割)、得意先である電子・電気・通信機器業界の半導体需要ならびに設備投資の下降、同業他社との価格競争激化による販売価格の下落等により、当社グループの財政状態、経営成績等に影響を及ぼす可能性があります。」
売上高の約5割を占める半導体液晶関連への依存を構造的リスクとして明示し、当期には半導体需要・輸出管理等を背景とする販売減少も発生している。