米国PGA樹脂製造会社の生産停止による機能製品収益への影響
FY2019-Q2に初出。8回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2023。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2023再掲有価証券報告書
「PGA(ポリグリコール酸)樹脂加工品は、米国のPGA樹脂製造会社において生産活動を中止している影響もあり営業利益は減少しましたが、販売は増加しました。」
米国PGA樹脂製造会社の生産活動中止と利益への影響が続いている一方、PGA加工品の販売は増加した。前年度の減損損失5,306百万円から追加的な減損は記載されていない。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度にPGA事業の今後の収益見通しを見直した結果、減損損失5,306百万円を計上し、当該事業に係る有形固定資産の残高は756百万円となりました。」
PGA事業の収益見通し見直しに伴う減損損失が5,306百万円に拡大し、関連有形固定資産残高は756百万円まで減少した。生産停止・市場環境リスクの収益影響が前年度から悪化している。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「事業環境の変化を受け当該事業の今後の収益見通しを見直し、当連結会計年度に1,624百万円の設備減損損失を計上しました。」
米国PGA樹脂製造設備を含むPGA事業について、収益見通しの見直しに伴う1,624百万円の減損損失が発生した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「機能樹脂分野では、リチウムイオン二次電池用バインダ-向けのフッ化ビニリデン樹脂の売上げは増加しましたが、PPS樹脂およびシェ-ルオイル・ガス掘削用途向けのPGA(ポリグリコ-ル酸)樹脂加工品は売上げが減少し、この分野での売上げは減少しました。当四半期に米国のPGA樹脂製造会社において生産活動を行わなかった影響などもあり、前年同期の営業利益から営業損失となりました。」
前年同期に生産を行っていた米国PGA樹脂製造会社が当四半期には生産活動を行わず、その影響などにより機能樹脂分野が営業利益から営業損失となった。生産停止による収益影響が再び実績に現れている。 - FY2020-Q2対処有価証券報告書
「営業利益は、持分法を適用している米国の合弁事業の利益が増加したこと、および前年同期は生産がなく営業損失であった米国のPGA樹脂製造会社において当四半期では生産を行い営業利益を計上したことなどにより増加しました。」
前年同期に生産停止で営業損失となった米国PGA樹脂製造会社が当四半期には生産を行い、営業利益を計上した。生産停止による収益影響は当四半期において軽減されている。 - FY2020-Q1対処有価証券報告書
「営業利益は、PGA樹脂の自社製分解性フラックプラグの売上増加および持分法を適用している米国の合弁事業の利益増加などにより増加しました。」
米国PGA樹脂製造会社の生産停止・スケジュール遅延が過去に機能製品収益へ影響した一方、本四半期は自社製分解性フラックプラグの売上増加と米国合弁事業の利益増加により機能製品事業の利益が改善した。生産停止が解消したとは記載していない。 - FY2019生産停止からスケジュール遅延の認識へ有価証券報告書
「PGA事業については、当初描いたシナリオからスケジュールに遅れはあるものの、市場ニーズに応えた新製品の開発も順調に進捗しており、市場開発および拡販は進むものと考えております。」
米国PGA樹脂製造会社の生産停止による利益影響は通期説明では再掲されず、代わりに当初シナリオからのスケジュール遅れと、新製品開発・市場開発の進捗を示している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「当期に米国のPGA樹脂製造会社において生産活動を行わなかった影響により前年同期の営業利益から営業損失となりました。この結果、本セグメントの売上収益は前年同期比13.8%増の225億55百万円となり、営業利益は前年同期比52.6%減の6億65百万円となりました。」
米国PGA樹脂製造会社が生産活動を行わなかった影響が、機能製品事業の利益減少要因として実際の業績に現れている。