阿波製紙(3896)・リスク対処
阿波製紙(上海)の赤字・減損リスク
FY2016に初出。5回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2016。直近の記載はFY2022-Q2。
5記載
6年にわたる
0うち適時開示
動きの推移
同じテーマの他社
中国拠点の経営環境悪化による固定資産減損9社が書いているテーマ・逆風9社・追い風0社
阿波製紙がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より9年早い。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに2社。
尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
- FY2022-Q2対処有価証券報告書
「なお、当社の連結子会社である阿波濾材(上海)有限公司は、2021年9月17日付で清算結了しました。」
赤字・減損問題を抱えていた上海子会社について、清算が完了したと記載している。 - FY2019対処有価証券報告書
「当該債務超過額のうち、将来の回収可能見込額を除き、当社の財務諸表上は引当金を計上済みであり、また、連結財務諸表上においても利益剰余金等に反映されていることから、今後の当社の財務諸表及び連結財務諸表に影響を与えるものではありません。」
阿波製紙(上海)は債務超過会社として残るが、回収不能見込額の引当計上と連結財務諸表への反映を記載している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「関係会社出資金評価損は、子会社である阿波製紙(上海)有限公司の清算準備のため、当社が引き受けた増資による出資金に係る評価損であります。」
上海子会社の清算準備に伴い、関係会社出資金評価損1,387,500千円を計上した。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「阿波製紙(上海)有限公司は、自動車関連資材のうち、エンジン用濾材を中国市場に向けて製造販売する海外拠点として設立いたしました。中国における価格競争が激化するなか、昨年から業務縮小を決定するなど合理化策を模索してまいりましたが、中国市場における製造販売業務すべてを中国安徽省の合弁会社「滁州市国豊阿波濾材有限公司」に移管するため、同社を解散することといたしました。」
上海子会社の赤字・減損問題に対する対応として、平成29年2月9日に解散を決議した。従業員への経済補償金等約85百万円を平成29年3月期に特別損失計上する見込みとしている。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「当社の連結子会社である阿波製紙(上海)有限公司は、赤字体質となっております。黒字化に向けコストの削減、販売活動の強化に取り組んでいる最中ではありますが、これらの施策が奏効しない場合、赤字解消までの期間が長引き当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
上海子会社について赤字体質を明記し、当期には市場環境悪化等を理由に63,047千円の減損損失を計上し、設備帳簿価額が零となっている。