IoT市場の拡大と協業事業の進捗遅延
FY2016に初出。9回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017-Q3。直近の記載はFY2023。
ユビキタスAIがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「コロナ禍のサプライチェーンへの影響による受託開発案件の期ずれ及び失注に伴い受託開発の売上が減少、また車載機器関連のCD再生機能搭載モデルの出荷減少に伴いライセンス使用料の売上が減少となりました。」
サプライチェーン影響が受託開発案件の期ずれ・失注と車載機器向けライセンス売上の減少として実績化している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、新規案件につきましては、顧客事情による案件の消失や予算縮小等による新規開発案件・研究開発の中止、先送り等が発生しており、第2四半期ではコロナ禍による作業中止に伴う期ズレは解消しつつあるものの、新規案件の獲得は全般的に低調が続いております。」
顧客事情による案件消失、予算縮小、新規開発・研究開発の中止や先送りが実際に発生し、新規案件獲得の低調も続いている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「この結果、高速起動製品は、ロイヤルティ売上を中心に主力製品として成長し、コネクティビティ&セキュリティ製品は受託開発が縮小し、新規取組分野の収益化が遅延いたしました。」
高速起動製品の成長が説明される一方、コネクティビティ&セキュリティ製品では受託開発縮小と新規分野の収益化遅延が継続している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「コネクティビティ&セキュリティ事業の売上高は224,269千円(前年同期比42.2%減)、セグメント損失は142,234千円(前期は73,343千円の損失)となりました。」
IoT・セキュリティ関連セグメントで売上高が42.2%減少し、セグメント損失も73,343千円から142,234千円へ拡大した。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、Ubiquitous TPM Securityの製品開発元との提携契約解消等によるセキュリティ関連製品の収益が想定を下回ったこと、海外顧客向け新規大型案件における出荷遅れ等顧客都合によるロイヤルティ収益の当期未実現、電力小売自由化に伴う電力契約切替の想定以上の低迷による電力小売関連ビジネスを始めとしたスマートエネルギー関連取引の伸び悩み等により期初の目標を大きく下回る結果となりました。」
セキュリティ製品、海外大型案件、電力小売関連の複数の収益化遅延・未実現要因が年次実績として顕在化している。 - FY2017-Q3悪化有価証券報告書
「協業パートナーと共同開発した高機能HEMSゲートウェイ機器の市場投入等で上期の未達部分を挽回するべく販売活動をしておりますが、機器製造の遅延もあり、当期の売上貢献は限定的となる見込みです。」
電力契約の切り替えが想定ほど進まない状況に加え、HEMSゲートウェイの製造遅延により当期の売上貢献が限定的となる見込みを示している。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「もっとも、電力小売自由化に伴う電力会社の切り替え需要が市場全体で想定より拡大していない影響もあり、既存の電力小売事業への参入事業者との間のスマートエネルギー関連取引の一部が低調に推移しております。」
電力会社の切り替え需要が想定ほど拡大せず、スマートエネルギー関連取引の一部が低調となる事象が発生している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「しかしながら、市場の特性上、採用から製品が市場に投入されるまでに時間を要するため、収益に貢献するまでには一定の時間を要します。」
採用から量産・市場投入、収益貢献までの時間差を引き続き事業上の制約として開示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「市場自体の拡大が想定以上に時間を要していること、及び協業による事業進捗が想定に及ばなかったこと等により、期初の目標には達しない結果となりました。」
IoT市場の立ち上がりと協業の進捗が期初目標を下回った事象を、既に生じた課題として記載している。