広告費変動と成果報酬型広告需要の変化
FY2016に初出。6回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2023-Q3。
デジタルプラスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。20社中7社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「尚、当第3四半期連結会計期間においては、季節需要における、一部クライアントの低下トレンドの影響を受けております。」
広告・マーケティング需要の変動リスクについて、季節需要に伴う一部クライアントの低下トレンドが実際の事業業績に影響したと記載されている。 - FY2022対処有価証券報告書
「このため、当社グループにおいては、情報収集に努めるとともに、複数の異なるビジネス領域において事業の運営を行うとともに、複数の異なる領域のインターネットメディアを運営、運営するメディアの数の拡大、そしてM&A(事業売却によるキャッシュ化を含む。)も行っており、一定のリスクの分散及び回避を図っております。」
広告需要・広告費の変動リスクに対し、複数の事業領域・メディアの運営、メディア数の拡大及びM&A・事業売却によるリスク分散策が具体的に示されている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「しかしながら、当該市場は景気変動等に伴う企業が投下する広告費の増減に影響を受ける可能性があるほか、当該市場において提供される広告サービス等の変化が激しいことから、今後における成果報酬型広告に対する需要動向等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
広告費及び成果報酬型広告需要の変動が業績・財政状態に影響するリスクが、GAFAメディア事業についても継続して記載されている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「一方で、ポイントメディア市場全体の成熟、競合企業との競争の激化、新型コロナウイルスの影響により旅行案件の広告案件の減少や大手企業の広告費削減などによる間接的な影響を受けたこと等に伴い、セグメント利益は増加しているものの売上高は縮小しております。」
広告需要・広告費の変動リスクが、旅行案件の減少や大手企業の広告費削減による売上縮小として実際の事業結果に現れている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当該市場は景気変動等に伴う企業が投下する広告費の増減に影響を受ける可能性があるほか、当該市場において提供される広告サービス等の変化が激しいことから、今後における成果報酬型広告に対する需要動向等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
広告費及び成果報酬型広告需要の変動に依存するリスクが通期のリスク記載でも維持されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「当該市場は景気変動等に伴う企業が投下する広告費の増減に影響を受ける可能性があるほか、当該市場において提供される広告サービス等の変化が激しいことから、今後における成果報酬型広告に対する需要動向等により、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
クラウドメディアの収益源であるインターネット広告について、広告費と需要動向への依存がリスクとして記載されている。