景気・需要・供給過剰によるホテル稼働率・料金低下リスク
FY2018に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021-Q3。直近の記載はFY2024。
アズ企画設計がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。15社中8社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに7社。
- FY2024対処有価証券報告書
「また、不動産賃貸事業の宿泊事業領域で行っている東北ビジネスホテルは、当初想定していた復興支援について一定の貢献ができたこともあり、移設できる特徴を活かし、高校寮としての再活用や、自社で利用される企業への譲渡などにより、再度安定収益化しております。」
ホテル需要低下により影響を受けた東北ホテルについて、再活用・譲渡が進み、従来のホテル運営による需要リスクへのエクスポージャーが縮小している。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「不動産賃貸事業については、稼働が大きく下がった東北ホテルの運営稼働をとめ、時間をかけて再活用の方法を検討・選択するために減損処理をする決断をいたしました。」
ホテル需要・稼働率低下のリスクが、東北ホテルの運営停止、賃貸事業のセグメント損失116,644千円、固定資産減損損失742,118千円として実際に表れている。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「しかし、一部宿泊事業領域の物件において移設による収益転換を検討しており、稼働を一時停止しております。その結果、当第3四半期累計期間における売上高は358,399千円(前年同期比16.0%減)、セグメント損失は108,040千円(前年同四半期はセグメント損失96,036千円)となりました。」
宿泊事業領域の一部物件で稼働停止が発生し、賃貸事業の売上高減少とセグメント損失の拡大としてホテル・宿泊需要関連の影響が続いている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「不動産賃貸事業ついては、東北ホテルや民泊が新型コロナウイルス感染症の感染拡大により大きな影響を受けたことで、セグメントで営業損失を計上しました。」
新型コロナウイルス感染症により東北ホテル・民泊が大きな影響を受け、ホテルを含む賃貸事業で営業損失が実際に発生した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「また、ホテルについては現在の社会情勢下で最も影響を受けている業種の一つであり、需要の変動が大きくなっています。」
新型コロナウイルス感染症下でホテル需要の変動が大きくなり、従来のホテル稼働率・料金低下リスクが具体化・拡大していると説明している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「景気の低迷による企業の出張需要の減少や個人のレジャー需要、訪日外国人数の減少、新規ホテルの開業による客室の供給過剰等により、客室料金や客室稼働率の低下が起こる場合等、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。」
景気、出張・レジャー需要、訪日客、ホテル供給過剰による料金・稼働率低下リスクを継続している。 - FY2018初出有価証券報告書
「景気の低迷による企業の出張需要の減少や個人のレジャー需要、訪日外国人数の減少、新規ホテルの開業による客室の供給過剰等により、客室料金や客室稼働率の低下が起こる場合等、当社の業績等に影響を及ぼす可能性があります。」
出張・レジャー需要、訪日客、新規ホテル供給の変化が客室料金や稼働率に影響する可能性を示している。