新型コロナウイルス感染症による事業影響と先行き不透明感
FY2020-Q1に初出。12回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2023削除有価証券報告書本有価証券報告書では、新型コロナウイルス感染症による事業影響について直接の記載が確認できない。
- FY2022対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響につきましては、継手事業において、2022年3月下旬から5月にかけて、中国上海市で、オミクロン株による感染が拡大したことによる都市封鎖が実施され、上海工場での生産活動が約2ヶ月に渡り制限されましたが、当期業績への影響は軽微でありました。有価証券報告書提出日現在においては、同感染症の感染症法上の分類が、2類(相当)から5類に変更される見込みとなり、状況は安定化していくものと予想しておりますが、引き続き同感染症の影響については、注視してまいります。」
上海工場の生産制限は発生したが業績影響は軽微とされ、感染症の分類変更見込みを踏まえ状況の安定化を予想する記載となっている。一方、影響を注視する姿勢は残している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した、新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りを含む仮定について重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染症の影響に関する会計上の見積りおよび仮定について、重要な変更がないとしている。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、世界的なインフレの加速や急激な円安の進行に加え、中国上海市のロックダウンや欧米の景気後退懸念等の影響を受け、依然として先行き不透明な状況が続いております。さらに、足下では新型コロナウイルス感染症のオミクロン株派生型による感染の再拡大が、先行きの不透明感に拍車をかけております。」
世界的なインフレ、上海市のロックダウン、欧米の景気後退懸念に加え、オミクロン株派生型による感染再拡大を記載し、先行き不透明感が拡大していると説明している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における我が国の経済は、新型コロナウイルス感染症のオミクロン株を中心とする変異株による感染拡大の第6波が一段落し、経済活動の制限は一旦緩和されたものの、新規感染者数は高止まりしており、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
感染拡大の第6波が一段落し経済活動の制限が一旦緩和された一方、新規感染者数は高止まりし、先行き不透明感が続いていると説明している。 - FY2021対処有価証券報告書
「ベトナム国ホーチミン市で、デルタ株による感染が急拡大したことによる都市封鎖が実施され、ベトナム工場での生産活動が約2ヶ月半に渡り制限されましたが、当期業績への影響は軽微でありました。有価証券報告書提出日現在においては、3回目のワクチン接種が開始されていること等により、同感染症の状況は安定化していくものと予想しております。」
ベトナム工場の生産制限は発生したが業績影響は軽微であり、提出日現在は感染状況の安定化を予想する記載に変化している。一方、引き続き影響を注視するとしている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における我が国の経済は、欧米並みにワクチン接種が進んだこと等により、足元の新型コロナウイルス感染症の新規感染者数は減少し、経済活動の制限は一旦緩和されたものの、ワクチン接種後に感染するいわゆるブレークスルー感染も散見され、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
新規感染者数の減少や経済活動制限の一旦緩和があった一方、ブレークスルー感染が散見され、先行き不透明な状況は継続していると説明している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国の経済は、変異株を含む新型コロナウイルス感染症の蔓延が継続し、ワクチン接種が進んだものの、経済活動の制限が継続したことから依然として厳しい状況にあり、設備投資等持ち直しの動きも見られましたが、先行き不透明な状況が続いております。」
変異株を含む感染症の蔓延、経済活動の制限および先行き不透明感が続いていると説明している。一方、事業等のリスクについては新たな発生や重要な変更はないとしている。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「当社グループにおきましては、前連結会計年度のような工場における生産活動の停止等はなく、自動車・ロボット事業における受注は回復傾向にありますが、今後、他のセグメントも含めて同感染症の影響が原材料の仕入、流通環境及び顧客からの受注等へ影響する可能性は否定できず、先行き不透明な状況が継続するものと思われます。」
前連結会計年度のような工場の生産停止はなく、自動車・ロボット事業の受注は回復傾向にある一方、感染症による原材料、流通、受注への影響可能性と先行き不透明感は残るとしている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループにおきましては、継手事業において、中国で同感染症が拡大したことにより、中国の子会社2社、天津天富軟管工業有限公司(中国天津市)と天孚真空機器軟管(上海)有限公司(中国上海市)が、中国当局の指導に従い、それぞれ春節明けから約3週間と約1週間休業し、自動車・ロボット事業において、同感染症の影響による受注の減少に伴い、株式会社チューブフォーミングの静岡工場が35営業日、同じく横浜工場が5営業日休業いたしましたが、当社グループの業績への影響は、全体としては軽微でありました。しかしながら、自動車・ロボット事業においては、回復の兆しは見られるものの受注の減少が続いており、防災・工事事業においては、コスト増加の傾向が見られるなど、一部のセグメントでは影響が出ており、今後、他のセグメントも含めて同感染症の影響が原材料の仕入、流通環境及び顧客からの受注等へ拡大する可能性は否定できず、先行き不透明な状況が継続するものと思われます。」
従来の中国子会社・静岡工場の休業に加え、横浜工場の5営業日休業を記載している。自動車・ロボット事業の受注減少継続、防災・工事事業のコスト増加など、感染症の影響が複数セグメントに現れていると説明している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社グループにおきましては、継手事業において、中国で同感染症が拡大したことにより、中国の子会社2社、天津天富軟管工業有限公司(中国天津市)と天孚真空機器軟管(上海)有限公司(中国上海市)が、中国当局の指導に従い、それぞれ春節明けから約3週間と約1週間休業し、自動車・ロボット事業において、同感染症の影響による受注の減少に伴い、株式会社チューブフォーミングの静岡工場が35営業日休業いたしましたが、当社グループの業績への影響は、軽微でありました。しかしながら、今後、同感染症の影響が原材料の仕入、流通環境及び顧客からの受注等へ拡大する可能性は否定できず、先行き不透明な状況が継続するものと思われます。」
中国子会社の休業に加え、受注減少に伴う静岡工場の35営業日休業が発生した。業績への影響は軽微としつつ、原材料・流通・受注への影響拡大可能性と先行き不透明感を引き続き記載している。 - FY2020-Q1初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の蔓延による、当第1四半期連結累計期間における当社グループの業績への影響は軽微でありましたが、今後につきましては不透明な状況であり、注視してまいります。中国で同感染症が拡大したことにより、中国の子会社2社、天津天富軟管工業有限公司(中国天津市)と天孚真空機器軟管(上海)有限公司(中国上海市)が、中国当局の指導に従い、それぞれ春節明けから約3週間と約1週間休業いたしました。」
中国子会社の休業は既に発生した一方、当四半期の業績影響は軽微と説明している。原材料の仕入、流通環境、顧客からの受注への影響拡大可能性も示している。