原料の見直し等によるコストダウン
FY2016-Q3に初出。19回の記載のうち10回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
トーア紡コーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2026年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。8社中2社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに2社。
- FY2026-H1悪化有価証券報告書
「自動車内装材部門は、受注車種の生産販売が非常に好調で増収となりましたが、原材料価格、電力費、光熱費の高騰に対する価格転嫁の遅れや、価格連動外の原材料の高騰により減益となりました。」
受注車種の生産販売が好調で増収となったものの、価格転嫁の遅れと価格連動外の原材料高により減益となり、コスト改善の課題が強まった。 - 2026-08-10悪化決算
「自動車内装材部門は、受注車種の生産販売が非常に好調で増収となりましたが、原材料価格、電力費、光熱費の高騰に対する価格転嫁の遅れや、価格連動外の原材料の高騰により減益となりました。」
原材料・電力・光熱費の高騰と価格転嫁の遅れが、増収にもかかわらず減益となった要因として現れた。 - FY2025粗利率改善と生産効率低下の併存有価証券報告書
「テキスタイル部門は、暖冬や為替の影響で非ウール素材の提案が増加したため受注単価が下がり減収となりましたが、粗利率の改善により増益となりました。」
非ウール素材の提案増加による受注単価低下がある一方、粗利率改善により増益となった。コスト改善効果は事業・用途別に分かれている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「自動車内装材部門は、生産量が順調に推移し増収となりましたが、新たに導入した製造ラインのトラブルにより生産効率が一時的に低下したことにより減益となりました。」
新たに導入した製造ラインのトラブルにより、生産量が順調で増収となったにもかかわらず、生産効率が一時的に低下し減益となった。 - FY2024-H1前進有価証券報告書
「カーペット部門は、需要が落ち着き売上は減りましたが原材料、電力、燃料の価格転嫁が進み減収増益となりました。」
原材料・電力・燃料の価格転嫁が進み、需要減による減収下でもカーペット部門は増益となった。 - FY2023再掲有価証券報告書
「今後は情報収集と生産体制の見直しによりコスト改善を図ります。」
中国現地法人の急なEV注文への対応として、情報収集と生産体制の見直しによるコスト改善を進める方針を示している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「自動車内装材製造販売の中国現地法人は、日系自動車会社が、EV車を生産する中国ローカル企業にシェアを奪われ生産が落ち込んでいる影響で、減産しておりましたが、中国ローカルEV車向けの受注を獲得できたことにより増収となりました。しかし、コスト改善が必要となっており効率的な生産方法を検討しております。」
中国現地法人では、中国ローカルEV向け受注を獲得した一方、コスト改善に向けて効率的な生産方法を検討している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「不織布部門は、土木、寝装関連は前年並みに推移しました。防草、緑化関連は順調に推移しましたが、急激な原材料、燃料、資材の値上がりを受け増収減益となりました。」
生産・販売面の改善や順調な用途がある一方、原材料・燃料・資材の値上がりがコスト改善の効果を圧迫している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「カーペット部門は、ホテル、オフィス、ダストコントロール用途の需要が戻り始めたことと、一般資材の回復や生産効率の改善により増収となりましたが、急激な原材料、燃料、副資材の値上げにより減益となりました。」
生産効率の改善は継続しているが、原材料・燃料・副資材の値上げにより減益となっており、効率改善だけではコスト負担を吸収できない状況が記載された。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、一部の工場において休業が続いておりますが、生産の効率化とコスト削減により業績は回復しております。」
一部工場の休業が続く環境下で、生産効率化とコスト削減を業績回復の手段として継続している。 - FY2021-Q1前進有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、一部の工場において休業が続いておりますが、生産の効率化とコスト削減により業績は回復しております。」
生産効率化とコスト削減が、工場休業が続く環境下での業績回復要因として具体的に記載された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当連結会計年度の売上原価は、11,949百万円(前連結会計年度は15,433百万円)となり、3,483百万円の減少となりました。その主な要因は、原材料費の削減や売上の減少によるものであります。」
原材料費の削減をコスト低減要因として通期でも記載しているが、売上減少の影響も併記されている。 - FY2020-Q1前進有価証券報告書
「毛糸製造販売の中国子会社は、新型コロナウイルスの影響で企業活動が一時停止したことにより減収、九州にある制服の縫製会社は、安定的に受注が確保できたことと原価改善により、増収増益となりました。」
九州の制服縫製会社では、安定受注と原価改善が増収増益に結び付いたという具体的な効果が記載された。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「自動車内装材部門は、主力の軽自動車、小型自動車、マイナーチェンジしたハイブリッド車が堅調に販売を維持しました。また、新規立ち上がりのミニバンタイプの車も順調に受注し増収となりましたが、採算面では引き続き厳しい状況で、更なる原価改善を推進します。」
自動車内装材の採算面の厳しさに対し、更なる原価改善を推進する方針を継続している。 - FY2019-Q2前進有価証券報告書
「テキスタイル部門は、郊外量販店向けメンズ素材は前年並みの受注量でしたが、経費削減が寄与し、増益となりました。」
経費削減が増益に寄与したという具体的なコスト低減効果が記載された。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「自動車内装材部門は、主力の軽自動車、小型自動車、マイナーチェンジしたハイブリッド車が堅調に販売を維持しました。また、新規立ち上がりのミニバンタイプの車も順調に受注し増収となりましたが、採算面では引き続き厳しい状況で、更なる原価改善を推進します。」
自動車内装材の採算面の課題に対し、更なる原価改善を推進する方針を継続している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「自動車内装材部門は、主力の軽自動車、輸出SUV車向けは堅調に販売を維持しました。また、下期からの新規立ち上がり車もあり増収となりましたが、採算面では引き続き厳しい状況で、更なる原価改善を推進します。」
採算面の課題に対し、更なる原価改善を継続する方針を示している。 - FY2016再掲有価証券報告書
「自動車内装材部門の国内販売は、徹底した生産の効率化と物流の最適化を図り収益の改善を目指します。」
原料見直し等によるコストダウンに加え、生産効率化・物流最適化による収益改善を課題として記載している。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「毛糸部門では、原料の見直し等でコストダウンを図り、昨年並みの利益を確保しましたが、販売面ではニット糸はレディース・肌着用、織糸ではメンズ生地に向けた梳毛糸の不振等で減収となりました。」
毛糸部門で原料の見直し等を具体的なコストダウン手段として記載している。