変動金利借入による資金調達コスト上昇リスク
FY2017-Q1に初出。16回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載はFY2027-H1。
白鳩がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。38社中9社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに32社。
- FY2027-H1再掲有価証券報告書
「借入利率 基準金利+0.50%」
特殊当座借越契約の契約期間が1年延長され、基準金利連動の借入条件が引き続き適用されている。変動金利による調達コストリスクに実質的な変更はない。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「借入利率 基準金利+0.50%」
借換後の特殊当座貸越契約について、従来のTibor連動条件とは異なる基準金利連動の借入利率が示され、変動金利による調達コストリスクが新契約条件の下で再構成された。 - FY2025再定義有価証券報告書
「契約金額 1,000,000千円 借入利率 基準金利+0.50%/契約金額 681,000千円 借入利率 基準金利+0.85%」
借換後の調達条件について、特殊当座貸越契約に加えてタームローンの基準金利連動条件が明示され、変動金利リスクが新たな借入構成の下で具体化した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「契約金額 1,000,000千円 借入利率 Tibor+0.525%/契約金額 2,112,500千円 借入利率 3ヶ月Tibor+1.05%」
既開示のTibor連動借入について、コミットメントライン及びタームローンの利率条件が明示され、前回開示のスプレッドより高い条件となっている。 - FY2024再定義有価証券報告書
「契約金額 1,000,000千円 借入利率 Tibor+0.35%/契約金額 2,112,500千円 借入利率 3ヶ月Tibor+0.7%」
リファイナンス後のコミットメントライン及びタームローンについて、Tibor連動の具体的な借入利率が明示され、変動金利リスクが新契約の条件として具体化した。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「借入利率 Tibor+0.35%」
リファイナンス後のコミットメントラインについて、Tibor連動の借入利率が明示された。変動金利借入による金利変動リスクが新たな契約条件の下で継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社は本社物流センターの取得に伴い、総資産に占める借入金の割合が高まっております。借入金のうち長期借入金についてはシンジケートローン契約により複数の金融機関から調達しておりますが、その金利は東京市場の銀行間金利に連動して変動するため、この金利市場に大きな変動があった場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
シンジケートローンの金利が東京市場の銀行間金利に連動して変動するリスクを引き続き開示している。 - FY2022-Q1固定金利借入を追加有価証券報告書
「借入金額 2,600百万円 利率 0.9%(固定) 返済期限 2022年3月31日」
小田急電鉄からの極度貸付について、2,600百万円・固定金利0.9%の契約が締結された。既存の変動金利借入リスクとの関係では、固定金利の借入枠が新たに示された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「借入金のうち短期借入金ついては主に小田急グループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)にて調達し、長期借入金についてはシンジケートローン契約により複数の金融機関から調達しておりますが、両者共その金利は東京市場の銀行間金利に連動して変動するため、この金利市場に大きな変動があった場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
CMS及びシンジケートローンの金利が東京市場の銀行間金利に連動して変動するリスクを再確認している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「借入金のうち短期借入金ついては主に小田急グループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)にて調達し、長期借入金についてはシンジケートローン契約により複数の金融機関から調達しておりますが、両者共その金利は東京市場の銀行間金利に連動して変動するため、この金利市場に大きな変動があった場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
CMS及びシンジケートローンの金利が東京市場の銀行間金利に連動して変動するリスクを再確認している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「借入金のうち短期借入金ついては主に小田急グループCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)にて調達し、長期借入金についてはシンジケートローン契約により複数の金融機関から調達しておりますが、両者共その金利は東京市場の銀行間金利に連動して変動するため、この金利市場に大きな変動があった場合、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
新本社物流センター建設に伴う短期・長期借入の増加に加え、CMS及びシンジケートローンの双方が東京市場の銀行間金利に連動して変動する金利リスクとして記載された。 - FY2019対処有価証券報告書
「小田急グループCMSでの短期借入金21,896千円の返済」
小田急グループCMSによる短期借入金を21,896千円返済し、金利変動リスクの抑制策を継続している。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「当社の借入金は金利変動リスクに晒されており、特に短期市場金利が急騰した場合は、金利負担の急増により、当社の経営成績や財政状態に影響を与える可能性があります。当社としては小田急グループCMS(キャッシュ・マネジメント・サービス)を利用した借入金残高の圧縮を適宜行うことにより、金利変動リスクの抑制を図っております。」
金利変動リスクは引き続き存在するが、小田急グループCMSによる借入金残高の圧縮を対策として明示し、リスク抑制策が追加された。 - FY2017再掲有価証券報告書
「一部の借入金は変動金利にて調達しているため、市場金利の変動に応じて借入金利は変動します。このため、市場金利が上昇した場合、今後の財務活動において資金調達コストが上昇し、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
変動金利借入と市場金利上昇による調達コスト上昇リスクを再掲している。 - FY2016再掲有価証券報告書
「また、当社の当期末における金融機関からの借入れ残高は1,594,168千円となっておりますが、一部の借入金は変動金利にて調達しているため、市場金利の変動に応じて借入金利は変動します。このため、市場金利が上昇した場合、今後の財務活動において資金調達コストが上昇し、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
変動金利借入と市場金利上昇による資金調達コスト上昇のリスクを再掲している。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「一部の借入金は変動金利にて調達しているため、市場金利の変動に応じて借入金利は変動します。このため、市場金利が上昇した場合、今後の財務活動において資金調達コストが上昇し、当社の財政状態や経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
変動金利借入の存在を踏まえ、市場金利上昇時の調達コスト増加をリスクとして示している。