需要予測と実需の乖離による販売機会損失・過剰在庫
FY2017に初出。18回の記載のうち10回が「対処」で、最初の「対処」はFY2023-Q2。直近の記載は2026-08-14。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。39社中14社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに14社。
- 2026-08-14対処決算
「前連結会計年度から推進してきた滞留在庫の圧縮が進んだほか、当第1四半期連結累計期間に「Rose」及び「bohmal」で投入した新商品の販売が好調に推移し、売上総利益率の改善に寄与いたしました。」
滞留在庫の圧縮が進み、新商品の販売好調とあわせて売上総利益率の改善に寄与したと記載している。 - FY2026対処有価証券報告書
「これらの施策の結果、課題であった在庫回転率は大幅に改善し、過剰在庫の解消が進んだことで営業キャッシュ・フローの創出能力が着実に回復・向上しております。」
過剰在庫・評価損リスクについて、滞留在庫の圧縮と在庫回転率改善が進み、棚卸資産は1,100百万円から660百万円へ443百万円減少した。一方、当期もアパレル69百万円等の評価減を計上している。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「その結果、国内では一部既存商品の販売調整が影響したものの、在庫回転率が着実に改善し、収益性重視の事業構造へと転換が進んでおります。」
既存商品の在庫圧縮と販売調整を進めた結果、在庫回転率が改善し、過剰在庫・値引き販売のリスクに対する管理が進んでいると記載している。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度末より、棚卸資産に係る収益性の低下の状況をより適切に財政状態及び経営成績に反映させるため、見直し後の評価率に基づき、棚卸資産に対する評価減を行っております。」
棚卸資産評価率を見直し、アパレル事業の評価減は前期197,491千円から83,867千円へ減少した。過剰在庫・評価損リスクへの管理手段を継続している。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「ナラカミーチェジャパン株式会社のEC販売においては、7月以降のクリアランスセール期間中のセール対象商品在庫を前期比減少させたことが影響し、セール売上は減少しておりますが、結果として値引販売の減少と在庫評価減の発生の削減につながり」
セール対象商品の在庫を前期比で減少させ、セール売上は減少したものの、値引販売と在庫評価減の発生を削減したと記載している。過剰在庫・投げ売りの悪循環への対処が進んでいる。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「また、棚卸資産の正味実現可能価額への評価減の金額は以下のとおりです。 (当連結会計年度) ①アパレル事業 ・・・197,491千円 ②ジュエリー事業・・・・7,093千円」
棚卸資産は前期末から272百万円減少した一方、当期のアパレル事業の評価減は197,491千円となり、需要・気候等による在庫評価リスクが実績として現れている。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「2023年秋冬物からは一部仕入量を需要に合わせて可能な範囲でコントロールすることなどにより、値引きを極力抑制し粗利率の改善に取り組んでまいりました。」
需要に合わせた仕入量のコントロールと値引き抑制により、過剰在庫や投げ売りにつながる従来の悪循環への対処を進めている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「これは主に、減価償却費及び償却費を137百万円計上したものの、棚卸資産の増加が168百万円あったこと等によるものであります。」
棚卸資産が前期末から168百万円増加し、当期のアパレル事業の棚卸資産評価減は139,623千円となった。需要予測と実需の乖離、過剰在庫・評価損のリスクが実績として現れている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「上期に引き続き、商品の投げ売りを止めて仕入の適正化に努め、キャリー品の計画的消化を進められたことで、当第3四半期連結累計期間においても前年同期比損益を改善することが出来ました。」
過剰仕入・過剰在庫・投げ売りの悪循環に対し、投げ売り停止、仕入適正化、キャリー品の計画的消化を継続し、前年同期比の損益改善を実現したと記載している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当社は、過剰仕入による過剰在庫とその後の投げ売りという、損益悪化の主因となっていた過去の悪循環を断ち切り、期初より、仕入の適正化に努め、又、キャリー品消化についても割引率を計画的に徐々に引き上げる施策などにより、前年同期比粗利率を改善させながら販売数の増加も同時に実現しました。」
過剰仕入・過剰在庫・投げ売りの悪循環に対し、仕入適正化とキャリー品消化を進め、粗利率改善と販売数増加を実現したと記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「また、実際の受注が需要予測を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。」
需要予測と実需の乖離による販売機会損失、過剰在庫、キャッシュ・フロー影響、評価損のリスクを継続して記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「実際の受注が需要予測を上回った場合には販売機会を失うこととなります。また、実際の受注が需要予測を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。」
需要予測と実需の乖離による販売機会損失、過剰在庫、キャッシュ・フロー影響、評価損のリスクを再掲している。 - FY2017初出有価証券報告書
「実際の受注が需要予測を下回った場合には、当社グループに過剰在庫が発生しキャッシュ・フローへの影響や商品評価損が発生する可能性があります。」
需要予測に基づく先行仕入れについて、受注が予測を上回る場合の販売機会損失と、下回る場合の過剰在庫・評価損をリスクとしている。