タイベック供給・主要仕入先依存
FY2016に初出。15回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020。直近の記載はFY2024。
アゼアスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。61社中20社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに41社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「政治経済情勢の悪化、政変、治安の悪化、テロ・戦争の発生、感染症のまん延等により、海外のサプライチェーン網が寸断されるなど、商品や原材料が十分に調達できない事態に備えるため、国内外の調達網を再構築し、不測の事態が発生した場合でも十分に製品等を供給できる体制の構築に努めてまいります。」
主要仕入先への依存と海外サプライチェーン寸断リスクを引き続き認識し、国内外の調達網再構築による対応を継続している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「円安による輸入原材料費の上昇、労務費と経費の計画超過、中国のロックダウンに伴う資材調達停滞に起因する一時的な生産減少や歩留まりが改善途上にあることなど生産数の計画未達により」
供給・調達に関するリスクが、中国のロックダウンによる資材調達停滞と一時的な生産減少として継続して発生した。さらに、円安による輸入原材料費の上昇、労務費・経費の計画超過、生産数の計画未達も明示されている。 - FY2023-Q2後退有価証券報告書
「中国のロックダウンに伴う資材調達の停滞を要因として、生産の一時的な減少を余儀なくされた」
中国ロックダウンに伴う資材調達問題は継続しているが、前四半期の「生産の一時的な中断」から、今回は「一時的な減少」と表現されている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「今期より新たな事業セグメントとして独立したヘルスケア製品事業におきましては、アゼアスデザインセンター秋田で日本製マスクの生産を開始しましたが、中国のロックダウンに伴う資材調達の停滞を要因として、生産の一時的な中断を余儀なくされたほか」
中国のロックダウンに伴う資材調達停滞が、マスク生産の一時中断として実際に発生した。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「前連結会計年度末に比べて現金及び預金が大きく減少していますが、主な要因は、法人税等の支払い、配当金の支払い、アゼアスデザインセンター秋田の設備投資、新型コロナウイルス感染症の影響で逼迫していた防護服等の供給回復による棚卸資産の増加であります。」
新型コロナウイルス感染症の影響で逼迫していた防護服等の供給が回復し、棚卸資産の増加として表れている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「前連結会計年度末に比べて現金及び預金が大きく減少していますが、法人税等の支払い、配当金の支払いに加えて、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により逼迫していた防護服等感染症対策用資材の供給が回復したため棚卸資産が増加したことによるものであります。」
新型コロナウイルス感染症拡大により逼迫していた防護服等感染症対策用資材の供給が回復したと記載している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「前連結会計年度末において入札案件対応や防護服等感染症対策用資材の積極的な調達で一時的に増加していた仕入債務が減少したことと、未払法人税等が納税等により減少したことが主な要因であります。」
前年度末に逼迫していた防護服等感染症対策用資材の供給が回復したと記載され、供給不足の一部緩和が示されている。 - FY2021対処有価証券報告書
「また、新型コロナウイルス感染症の影響等で海外のサプライチェーン網が寸断されるなど、商品や原材料が十分に調達できない事態に備えるため、国内外の調達網を再構築し、不測の事態が発生した場合でも十分に製品等を供給できる体制の構築に努めてまいります。」
海外サプライチェーン寸断リスクは継続しているが、国内外の調達網再構築による供給体制の対応を明示している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症により、防護服を中心とした感染対策用資材の需要は急拡大していましたが、11月に3年ぶりに発生が確認されて以来、各地に広がり、過去最大の被害水準となった鳥インフルエンザへの対応に伴い、資材の需給はタイトな状況が続いています。当社としては、引き続き原材料及び商品の確保に努め、従来からの一般産業分野に対して商品を安定的に供給するとともに、緊急の社会的需要に対応できるよう、取り組みを進めております。」
新型コロナウイルス感染症に加えて、鳥インフルエンザ対応による需要が発生し、資材需給のタイトな状況が続いている。供給確保と安定供給への対応が継続している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受け、防護服を中心とした感染対策用資材の需要が短期的に急拡大し、需給バランスが大きく崩れるなか、当社としては、引き続き原材料及び商品の確保に努め、従来からの一般産業分野に対して商品を安定的に供給するとともに、感染症対策への社会的な需要に対応できるよう、取り組みを進めております。」
感染対策用資材の需要急拡大により、需給バランスの大幅な崩れが続いていると記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大を受け、防護服を中心とした感染対策用資材の需要が短期的に急拡大し、供給不足と製品価格の上昇が発生したことから、当社としては、従来からの一般産業分野に対して商品を安定的に供給するとともに、感染症対策への社会的な需要に対応できるよう、取り組みを進めてまいります。」
防護服の供給網に関するリスクが、感染対策用資材の供給不足と製品価格上昇として当四半期にも実際に発生した。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響により中国等海外の防護服のサプライチェーン網が寸断され、需要に対し十分な供給が一時的にできない事態となりました。」
主要仕入先・供給網への依存に関するリスクが、新型コロナウイルス感染拡大による海外サプライチェーンの寸断と一時的な供給不足として実際に発生した。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社の主力製品及び商品であるタイベック®製防護服は現状国内において当社がほぼ独占的に取扱いしていますが、納入数量、価格等に関する長期納入契約は締結されておりません。主要仕入先である旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社との取引関係は極めて良好でありますが、何らかの事情により製品及び商品の継続供給に支障をきたした場合や同社より取引条件の変更を求められた場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
主要仕入先への依存に加え、タイベック製防護服について納入数量・価格等の長期納入契約がないことを明示し、供給・条件変更リスクの説明が具体化した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「主要仕入先である旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社との取引関係は極めて良好でありますが、何らかの事情により製品及び商品の継続供給に支障をきたした場合や同社より取引条件の変更を求められた場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
タイベック製防護服の主要仕入先への依存と、継続供給・取引条件変更による業績影響可能性を継続して記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「主要仕入先である旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社との取引関係は極めて良好でありますが、何らかの事情により製品及び商品の継続供給に支障をきたした場合や同社より取引条件の変更を求められた場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。」
タイベック製防護服の主要仕入先について、継続供給や取引条件の変更が業績に影響する可能性を記載している。