国内景気の不透明感と個人消費の回復遅れ
FY2017-Q3に初出。28回の記載のうち12回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
アルペンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。176社中131社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに58社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「一方で、食料品や日用品を中心とした物価上昇の継続により、消費者の節約志向や選別消費の傾向は根強く残りました。」
国内経済は緩やかな回復基調とされた一方、物価上昇による節約志向・選別消費が継続している。 - 2026-05-12悪化決算
「消費環境におきましては、賃上げが進んでいるものの食料品や日用品などの値上がりも継続しており、節約志向や選別消費の傾向が一段と強まっています。」
物価高を背景とする節約志向・選別消費の強まりが記載された。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「消費環境におきましては、賃上げが進む一方で食料品や生活必需品を中心とした物価高も継続しており、消費意欲が抑制された状態で推移しております。」
賃上げが進む一方、食料品・生活必需品の物価高が続き、消費意欲が抑制された状態と記載されている。 - FY2025-H1後退有価証券報告書
「当中間連結会計期間(2024年7月1日~2024年12月31日)における事業環境は、雇用・所得環境の改善や、インバウンド需要の拡大などにより国内経済は緩やかな回復基調で推移しました。一方で、資源価格の高止まりや円安による物価上昇が続くほか、海外経済の下振れリスクなどもあり、先行きは不透明な状況が続いております。消費環境におきましては、物価高で節約志向は根強いものの、個人消費は緩やかな持ち直しの動きが見られております。」
雇用・所得環境の改善やインバウンド需要を背景に国内経済と個人消費に緩やかな持ち直しが見られた。一方、物価上昇、円安、海外経済の下振れリスクによる先行き不透明感は残っている。 - FY2024再掲有価証券報告書
「消費環境におきましては、外食や旅行などのサービス需要は回復傾向が続いたものの、物価上昇による節約志向の高まりでモノへの支出は伸び悩んでおり、力強さを欠く状況となりました。」
サービス消費の回復と、物価上昇による節約志向・モノへの支出低迷が併存する消費行動の二極化を継続して記載している。 - FY2024-Q3消費行動の二極化有価証券報告書
「消費環境におきましては、物価高で節約志向が高まる中、外食や旅行を中心としたサービス消費は底堅く推移したものの、モノへの消費は伸び悩んでおり、消費行動には二極化傾向が強まっております。」
国内経済は回復傾向とされる一方、物価高による節約志向の中でサービス消費とモノへの消費の差が拡大し、消費行動の二極化が新たに明示された。 - FY2024-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年7月1日~2023年12月31日)における事業環境は、コロナ禍の収束により正常化が進み、インバウンド需要の拡大などもあって国内景気は回復基調で推移しました。一方で、地政学的リスクの高まりや海外経済の下振れによる景気回復の鈍化懸念など、先行きは不透明な状況が続いております。また、消費環境においても社会経済活動の回復による個人消費の改善基調は続くものの、物価高による消費者の節約志向が強まっており、力強さに欠ける状況となっております。」
コロナ禍の収束とインバウンド需要の拡大により国内景気と個人消費は改善基調となった。一方、物価高による節約志向、地政学的リスク、海外経済の下振れ懸念により、回復の力強さと先行きには不透明感が残っている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「また、消費環境においても、社会経済活動の回復によって個人消費が持ち直しているものの、物価高を受けて消費者の節約志向は一層強まっております。」
社会経済活動の回復により個人消費は持ち直している一方、物価高を受けて節約志向が一層強まり、消費環境の不確実性が続いている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における事業環境は、新型コロナウイルス感染症にかかる行動制限や水際対策の緩和が進み、社会経済活動も正常化へ向かったことで国内景気は持ち直しの動きとなりました。しかしながら、資源・エネルギー価格の高騰や急激な為替変動を受けて広範囲で物価上昇が続いているほか、海外経済の減速懸念もあり、依然として厳しい経営環境が続いております。」
社会経済活動の正常化と国内景気の持ち直しが進む一方、資源・エネルギー価格、為替、海外経済の減速懸念により厳しい環境が続いている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「消費環境におきましては、外出機会の増加に伴い個人消費の持ち直しの動きが続いているものの、物価上昇によって節約志向が高まっている面も見られております。」
外出機会の増加に伴う個人消費の持ち直しと、物価上昇による節約志向の高まりが併存している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2022年7月1日~2022年12月31日)における事業環境は、行動制限や水際対策などの緩和が進み、国内景気は緩やかな持ち直しの動きとなりました。一方で、資源・エネルギー価格の高騰や円安の影響を受けて幅広く物価が上昇しており、先行きは不透明な状況となっております。」
行動制限等の緩和により国内景気は緩やかな持ち直しを示した一方、資源・エネルギー価格の高騰や円安による物価上昇で先行き不透明感が継続している。 - FY2023-Q1後退有価証券報告書
「消費環境におきましては、人出の増加に伴って個人消費に持ち直しの動きが見られる一方で、物価上昇による節約志向の高まりが懸念されております。」
人出の増加に伴う個人消費の持ち直しが見られた一方、物価上昇による節約志向の高まりが新たな懸念として併記されている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における事業環境は、新型コロナウイルスの感染拡大に左右される状況が続いたものの、この春以降は感染者数も落ち着く方向にあり、社会活動にも正常化の動きが見られるようになりました。しかし一方で、不安定な海外情勢や、急激な為替変動、資源価格の高騰などもあり、先行きは不透明な状況が続いております。」
社会活動正常化や人出回復が見られた一方、不安定な海外情勢、急激な為替変動、資源価格高騰が新たな不透明要因として併記された。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「今後においては、感染者数の落ち着きによる需要回復への期待がありますが、一方で生活必需品や公共料金などが値上がりしており、これらが消費へ影響することが懸念されております。」
感染者数の落ち着きによる需要回復への期待が示される一方、生活必需品・公共料金の値上がりが消費への新たな懸念要因として記載された。 - FY2022-Q2後退有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2021年7月1日~2021年12月31日)における事業環境は、新型コロナウイルス感染症についてワクチン接種が進んだこともあって感染状況に一定の落ち着きが見られ、今後の経済正常化へ向けた動きが期待されるものの、新たな変異株の出現も確認されており依然として予断を許さない状況が続いております。消費環境におきましては、緊急事態宣言が解除された10月以降は、日常における行動の制限も次第に緩和され、個人消費に持ち直しの動きが見られました。」
感染状況の一定の落ち着き、行動制限の緩和、個人消費の持ち直しが記載され、前四半期までの厳しい消費環境から表現が一部緩和された。ただし変異株により先行き不透明感は残っている。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2021年7月1日~2021年9月30日)における事業環境は、新型コロナウイルス感染症についてワクチン接種が徐々に進んだものの、変異株の感染拡大によって新規感染者数が過去最高を記録し、緊急事態宣言が各地域に発令されたことの影響が非常に大きく、厳しい状況が続きました。消費環境におきましても、日常における各種行動の制限が続いたことで、個人消費は弱い動きとなりました。」
ワクチン接種の進展がある一方、変異株の感染拡大と各地域の緊急事態宣言により、事業環境の厳しさと個人消費の弱さが続いた。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「消費環境におきましても、日常における各種行動が制限される状態に変わりはなく、厳しい環境は継続し、先行きも未だ不透明な状況となっております。」
日常行動の制限により個人消費を取り巻く厳しい環境と先行き不透明感が継続している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2020年7月1日~2020年12月31日)における事業環境は、新型コロナウイルスの感染拡大によって急速に悪化した国内景気に一時的な持ち直しの動きは見られたものの、再び感染が拡大傾向となっており、依然として状況は厳しく、先行きも不透明な状況となっております。消費環境におきましても、各種行動が制約される状態に変わりはなく、厳しい状況が継続いたしました。」
一時的な景気の持ち直しが見られた後に感染が再拡大し、景気・消費環境の厳しさと先行き不透明感が継続している。 - FY2021-Q1後退有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年7月1日~2020年9月30日)における事業環境は、新型コロナウイルス感染拡大によって急速に悪化した国内景気に持ち直しの動きは見られたものの、依然として状況は厳しく、先行きも不透明な状況となっております。消費環境におきましても、個人消費に一定の回復の動きは見られたものの、感染再拡大などもあり厳しい状況が継続いたしました。」
国内景気と個人消費に持ち直し・一定の回復が見られたと記載され、前四半期の「極めて厳しい状況」から表現は一部緩和された。一方、感染再拡大、厳しい状況、先行き不透明感は残っている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2019年7月1日~2020年3月31日)における事業環境は、通商問題や地政学的リスクの上昇等による世界経済の先行き不透明感が継続しております。また消費環境におきましては、10月に行われた消費増税、記録的な暖冬のほか、直近では新型コロナウイルスの感染拡大によって個人消費は極めて厳しい状況となっております。」
通商問題・地政学的リスクによる不透明感に加え、消費増税、記録的な暖冬、新型コロナウイルス感染拡大により、個人消費は極めて厳しい状況と記載された。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2019年7月1日~2019年9月30日)における事業環境は、貿易摩擦の長期化や地政学的リスクの上昇等により、世界経済への影響が懸念され先行きに不透明感が増しております。消費環境におきましては、実質所得が伸び悩む中、消費増税後の個人消費の見通しが不透明となっております。」
貿易摩擦の長期化や地政学的リスクの上昇に加え、実質所得の伸び悩みと消費増税後の個人消費の不透明感が事業環境として記載されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2018年7月1日~2019年3月31日)におけるわが国経済は、貿易摩擦の激化や地政学的リスク等による世界経済への影響が懸念されております。消費環境におきましては、消費パターンが多様化していることや、要不要の選別の目が厳しくなっていることで、個人消費の動向に差が生まれており、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
貿易摩擦や地政学的リスクへの懸念が示され、消費パターンの多様化・選別の厳格化による個人消費の先行き不透明感が継続している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「消費環境におきましては、消費者の消費パターンが多様化していることや、要不要の選別の目が厳しくなっていることで個人の消費動向に差が生まれており、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
消費パターンの多様化や選別の厳格化により消費動向に差が生じ、消費環境の先行き不透明感が継続している。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策等により緩やかな回復基調にあるものの、個人消費におきましては、実質賃金の伸び悩みによる根強い節約志向が継続し、実感を伴った景気回復に向けては先行き不透明な状況が続いております。」
経済は緩やかな回復基調にある一方、実質賃金の伸び悩みと根強い節約志向により、個人消費と景気回復の先行き不透明感が継続している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策により企業収益や雇用環境が改善し、緩やかな回復基調にあるものの、海外経済の不確実性などにより先行きの不透明な状況が続いております。個人消費におきましては、賃金や可処分所得の伸びは鈍く、お客様の根強い節約志向や慎重な購買行動が継続しております。」
企業収益・雇用環境は改善し緩やかな回復基調にある一方、海外経済の不確実性、所得の伸び悩み、節約志向、慎重な購買行動が継続している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策による企業収益や雇用環境の改善により、緩やかな回復基調にあるものの、アジアの地政学的リスクの高まりや実質所得の伸び悩みなどによる根強い節約志向の影響で、個人消費の先行きは不透明な状況が続いております。」
企業収益・雇用環境には改善がみられ緩やかな回復基調にある一方、地政学的リスク、実質所得の伸び悩み、節約志向により個人消費の先行き不透明感が続いている。 - FY2017後退有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、政府の経済政策により個人消費の持ち直しの動きが続くなか、雇用や所得環境の改善により緩やかな回復基調にある一方で、米国の新政権による政策動向や、アジア新興国の経済動向等の不確実性により、先行き不透明な状況が継続いたしました。」
前四半期の「不透明感が増している」「個人消費の回復に遅れ」から、雇用・所得環境の改善と緩やかな回復基調が併記され、リスクの表現は一部緩和された。ただし不確実性と先行き不透明感は残っている。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「米国経済の動向を中心とした経済の不確実性および朝鮮半島の情勢不安などにより、国内景気の先行きは不透明感が増しております。個人消費につきましては、消費マインドに足踏みがみられ、回復に遅れが生じております。」
海外経済の不確実性や地政学的情勢不安を背景に国内景気の先行き不透明感が増し、個人消費の回復遅れが現在の事業環境として記載されている。