新型コロナウイルス感染症の拡大による経営環境の悪化
FY2020に初出。15回の記載のうち8回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。172社中110社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに34社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う人流の増加やインバウンド需要の増加等により、穏やかな回復基調が見られた一方、ウクライナ情勢や中東地域を巡る緊迫した世界情勢に加え、為替相場の変動や世界的な金融引締めなどの影響によるエネルギー・原材料価格の高騰が続いており、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。」
感染症の5類移行による人流・需要の回復を記載する一方、感染症後も先行き不透明な経済環境が続くと説明している。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策緩和による経済正常化に向けた動きや、雇用や所得環境の改善、更には個人消費やインバウンド需要の回復の動きが見られる等、景気回復への期待が高まりました。」
新型コロナウイルス感染症対策の緩和に伴う経済正常化への動きを継続して記載している。感染症による経済活動制限の側面では、従来の緩和傾向が再確認されている。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類感染症」へ移行されたことで、社会・経済活動の正常化が一段と進展し、外出需要が回復するなど個人消費は穏やかな回復傾向となりました。」
新型コロナウイルスの5類移行後、社会・経済活動の正常化が一段と進展し、外出需要が回復したと記載している。感染症による経済活動制限の側面では、さらに緩和した状況が示されている。 - FY2023対処有価証券報告書
「同感染症の分類が「5類感染症」に移行され行動制限の緩和やインバウンド需要回復により、ようやく景気の回復や経済活動の正常化が期待される環境となりました。」
新型コロナウイルス感染症の分類変更、行動制限の緩和、経済活動正常化への期待を記載しており、感染症による経済活動制限の側面では従来より緩和した状況が示されている。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に係る政府による行動制限の解除以降、ウィズコロナの下で、徐々に経済活動が正常化に向かい、景気は穏やかに持ち直しの動きが見られたものの」
政府による行動制限の解除後、ウィズコロナの下で経済活動が徐々に正常化に向かっていると記載され、新型コロナウイルスによる経済活動制限の側面では緩和が示されている。一方、先行き不透明感は残っている。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスによる行動制限が緩和され、景気は持ち直しの動きがみられましたものの」
新型コロナウイルスによる行動制限の緩和と景気持ち直しの動きが記載され、感染症による経済活動制限の側面では従来より緩和した状況が示されている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の長期化や、ロシア・ウクライナ情勢などの影響により、引き続き厳しい状況となりました。」
新型コロナウイルス感染症の長期化により厳しい経営環境が継続していると記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が断続的に繰り返され、長期にわたり経済活動が制限されました。」
新型コロナウイルス感染症の影響について、緊急事態宣言等が断続的に繰り返され、経済活動が長期にわたり制限されたと記載している。感染症による経営環境への影響が継続している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスワクチンの接種率向上や、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が減少傾向で推移した影響で回復傾向にあるものの、11月に新型コロナウイルスの新変異株が発見されるなど、先行き不透明な状況が続くと予想されます。」
ワクチン接種率向上や新規感染者数の減少による回復傾向に触れる一方、11月の新変異株発見を新たな不透明要因として記載しており、感染症による先行きリスクが継続している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続いております。また、新型コロナウイルスワクチンの接種率向上や、新型コロナウイルス感染症の新規感染者が減少したことに伴い、10月1日に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除され、経済活動の再開が期待されておりますが、新型コロナウイルス感染症の第6波の懸念が払拭できず、原油や天然ガスの価格高騰もあり、先行き不透明な状況が続くと予想されます。」
感染症の影響が続くなか、第6波への懸念と原油・天然ガス価格の高騰を追加的な不透明要因として記載している。感染症の影響が継続し、先行きリスクの懸念が強まったとの説明である。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社が属します食品製造業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭での食事が増えたことによる内食需要の高まりの一方、感染拡大防止の観点から外食需要は低迷が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響として、内食需要の高まりと外食需要の低迷が併存する状況を継続して記載している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当社が属します食品製造業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭での食事が増えたことによる内食需要の高まりの一方、感染拡大防止の観点から外食需要は低迷が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響として、内食需要の高まりと外食需要の低迷が併存している状況を継続して記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当社が属します食品製造業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭での食事が増えたことによる内食需要の高まりの一方、感染拡大防止の観点から外食需要は低迷が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響として、内食需要の高まりと外食需要の低迷が併存している状況を継続して記載している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当社が属します食品製造業におきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、家庭での食事が増えたことによる内食需要の高まりの一方、感染拡大防止の観点から外食需要は低迷が続いております。」
新型コロナウイルス感染症の影響として、内食需要の高まりと外食需要の低迷が併存している状況を継続して記載している。 - FY2020初出有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、企業収益が堅調に推移したことにより、雇用情勢や所得環境の緩やかな改善傾向が続き、景気は概ね堅調に推移したものの、消費増税や自然災害、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、厳しい状況に転じております。」
新型コロナウイルス感染症の拡大が、国内景気を厳しい状況に転じさせた要因として初めて独立的に記載された。食品業界では内食需要の高まりがある一方、先行き不安による節約志向も高まり、実際の経営環境への影響として記載されている。