国内市場縮小・競争激化と肉まわり調味料への依存
FY2016に初出。18回の記載のうち9回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載は2026-08-07。
エバラ食品工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。10社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- 2026-08-07対処決算説明資料
「新商品が貢献 『黄金の味 たれポン酢』 『焼肉堪能』」
家庭用の肉まわり調味料群は新商品が貢献し、前年同期比2.0%増となった。前年度に減収だった同群について、当四半期は販売実績が上向いた。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「精肉価格の高止まりの影響により、前期の売上を下回りました。」
肉まわり調味料群の売上高は121億49百万円、前期比1.5%減となり、精肉価格の高止まりと肉まわり調味料への依存に関するリスクが販売実績に引き続き表れている。 - 2026-05-15顕在化決算
「精肉価格の高止まりの影響により、前期の売上を下回りました。」
精肉価格の高止まりが肉まわり調味料群の通期売上減少として顕在化している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「第3四半期連結累計期間までは『焼肉ザクだれ』の貢献等もあり堅調に推移するも、精肉価格の高止まりや消費者の節約意識の高まりの影響もあり、前期の売上を下回りました。」
肉まわり調味料群は新商品が寄与したものの、精肉価格の高止まりと節約意識の高まりにより前期比1.1%減となり、依存・市場動向リスクの影響が続いている。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「肉まわり調味料群につきましては、『焼肉ザクだれ 塩だれガーリック』の売上好調を背景に、当期8月に「旨辛ガーリック」を発売し売上を伸ばした結果、前年同期の売上を上回りました。」
新商品「旨辛ガーリック」の発売と『焼肉ザクだれ 塩だれガーリック』の好調により、肉まわり調味料群は前年同期を上回り、価格改定・物価上昇等による主力商品への影響がこの期間は緩和されたと記載している。 - FY2024-Q3価格改定後の肉まわり調味料群の回復有価証券報告書
「家庭用商品は、鍋物調味料群、野菜まわり調味料群が減収となったものの、価格改定商品の価格定着による売上回復もあり、肉まわり調味料群が伸長したほか、『プチッとうどん』が伸長したその他群も売上を伸ばし、全体では前年同期比で増収となりました。」
物価上昇や価格改定による需要減が続いていたなか、価格改定商品の価格定着による売上回復を背景に、肉まわり調味料群が伸長したと説明している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「肉まわり調味料群につきましては、物価上昇による家庭での焼肉機会の減少や、低価格商品への需要シフトにより、前年同期の売上を下回りました。」
物価上昇による焼肉機会の減少と低価格商品への需要シフトが、肉まわり調味料群の前年同期売上割れとして顕在化した。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「肉まわり調味料群につきましては、『焼肉のたれ』の価格改定影響等により、前年同期の売上を下回りました。」
肉まわり調味料群の主力商品である『焼肉のたれ』が価格改定影響等により前年同期を下回り、商品構成・価格改定に関するリスクが販売実績に表れた。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「また、「黄金の味」を主力とする肉まわり調味料群は、精肉価格の高騰や需要期である春先から夏場にかけての天候不順により消費が鈍り、鍋物調味料群は冬場の青果価格や気温の影響を受ける傾向があります。」
肉まわり調味料への依存に関係する精肉価格高騰と天候要因を、市場動向リスクの具体的な影響要因として整理している。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「肉まわり調味料群は、精肉価格高騰や一部商品の価格改定による影響もあり、前年同期の売上を下回りました。」
精肉価格高騰と価格改定の影響により、肉まわり調味料群が前年同期の売上を下回り、肉まわり調味料への依存を伴う市場・商品構成上のリスクが販売実績に表れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「肉まわり調味料群につきましては、為替影響等、輸入牛肉を中心とした精肉価格の高騰を受け、買い控えが発生した影響により、『黄金の味』や『おろしのたれ』が、前年同期の売上を下回りました。」
肉まわり調味料への依存を伴う主力商品群が、精肉価格高騰による買い控えの影響で前年同期を下回り、市場・商品構成上のリスクが販売実績に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「肉まわり調味料群につきましては、輸入牛肉を中心とした精肉価格の高騰等による買い控えが発生した影響により、『黄金の味』や『おろしのたれ』等が、前年同期の売上を下回りました。」
肉まわり調味料への依存を伴う主力商品群が、精肉価格高騰による買い控えの影響で前年同期を下回り、依存リスクの影響が販売実績に表れている。 - FY2022対処有価証券報告書
「また業務用事業においては、主力商品群のラインアップ拡充、中食市場への挑戦を含め商品構成の見直しに着手する等、市場変化に応じた選択と集中、及び販路の拡大に尽力しております。海外事業も成長ドライバーとして注力しており、海外R&D体制・現地生産の基盤構築等に取り組んでおります。」
国内市場縮小・競争激化への対応として、業務用商品のラインアップ拡充、中食市場への進出、選択と集中、販路拡大、海外R&D・現地生産基盤の構築を継続している。 - FY2021対処有価証券報告書
「また業務用事業においては、主力商品群のラインアップ拡充、中食市場への挑戦を含め商品構成の見直しに着手する等、当社グループの市場占有率の堅持について継続的に尽力しております。さらに海外事業においても、エバラブランドの将来成長に寄与する成長ドライバーとして海外R&D体制・現地生産の基盤構築等に取り組んでまいります。」
市場縮小・競争激化への対応として、業務用商品のラインアップ拡充、中食市場への挑戦、商品構成見直し、海外R&D・現地生産基盤の構築を記載している。 - FY2019対処有価証券報告書
「また、当社グループ売上高のうち、「肉まわり調味料群」の売上高は、2018年3月期においては36.8%、2019年3月期においても35.7%を占めております。」
肉まわり調味料群の売上構成比が36.8%から35.7%へ低下し、依存度の低下を示している。 - FY2018対処有価証券報告書
「また、当社グループ売上高のうち、「肉まわり調味料群」の売上高は、2017年3月期においては39.4%、2018年3月期においても36.8%を占めております。」
肉まわり調味料群の売上構成比は前期の39.4%から36.8%へ低下した。鍋物・野菜まわり調味料群や新たな商品群の育成による影響軽減も継続している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社の主力事業である食品事業におきましては、人口減少、少子高齢化、世帯人員数の減少等を背景として市場は縮小傾向にあり、厳しい競合環境におかれております。」
市場縮小と競争激化を明示するとともに、肉まわり調味料群の売上構成比が2016年3月期39.0%から2017年3月期39.4%へ上昇した。 - FY2016初出有価証券報告書
「また、当社グループ売上高のうち、「肉まわり調味料群」の売上高は、平成27年3月期においては39.6%、平成28年3月期においても39.0%を占めております。」
人口減少等による市場縮小・競争激化に加え、売上構成上の肉まわり調味料への集中をリスクとして開示している。