周辺業種参入と薬局業界の競争激化・寡占化
FY2016に初出。22回の記載のうち14回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
ファーマライズホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。39社中21社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに39社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「一方で、医薬分業率の頭打ち傾向、薬価改定及び後発医薬品利用の促進などにより、市場成長の鈍化が予想されております。また、多数の薬局が混在する現状から、周辺業界からの参入も含めて再編成が進み、寡占化が進行すると想定しております。」
市場成長の鈍化、周辺業界からの参入及び再編・寡占化を、引き続き事業環境上のリスクとしている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「一方で、医薬分業率の頭打ち傾向、薬価改定及び後発医薬品利用の促進などにより、市場成長の鈍化が予想されております。また、多数の薬局が混在する現状から、周辺業界からの参入も含めて再編成が進み、寡占化が進行すると想定しております。」
市場成長の鈍化、周辺業界からの参入及び再編・寡占化を、引き続き事業環境上のリスクとしている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「また、多数の薬局が混在する現状から、周辺業界からの参入も含めて再編成が進み、寡占化が進行すると想定しております。」
市場成長の鈍化、周辺業界からの参入及び再編・寡占化の見通しを引き続き事業環境上のリスクとしている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「そして、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月及び令和2年4月の診療報酬・薬価改定、令和3年4月の薬価改定の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、更なる経営努力が求められる事業環境となっております。」
周辺業種の参入、過去3回の診療報酬・薬価改定及び新型コロナウイルス感染症の影響を含む厳しい事業環境を継続して記載している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「そして、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月及び令和2年4月の診療報酬・薬価改定、令和3年4月の薬価改定の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、更なる経営努力が求められる事業環境となっております。」
従来の競争激化、平成30年4月及び令和2年4月の改定、新型コロナウイルス感染症の影響に加え、令和3年4月の薬価改定を新たに挙げている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「一方で、多数の薬局が混在する現状から、周辺業界からの参入も含めて再編成が進み、寡占化が進行すると想定しております。」
市場成長率の鈍化、周辺業界からの参入及び再編・寡占化の見通しを引き続き示している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「そして、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月及び令和2年4月の診療報酬・薬価改定の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、更なる経営努力が求められる事業環境となっております。」
周辺業種の参入、診療報酬・薬価改定及び新型コロナウイルス感染症の影響を含む厳しい事業環境を引き続き記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月及び令和2年4月の診療報酬・薬価改定の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、更なる経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化、制度改定及び新型コロナウイルス感染症の影響を含む厳しい事業環境を引き続き記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月及び令和2年4月の診療報酬・薬価改定の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響により、更なる経営努力が求められる事業環境となっております。」
従来の競争激化や診療報酬・薬価改定の影響に加え、新型コロナウイルス感染症の影響も加わり、更なる経営努力が必要な事業環境としている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「薬価改定や後発医薬品の更なる普及並びに今後とも予想される調剤報酬の抑制に伴う処方せん単価の下落により、中長期的には従来ほどの拡大は見込めなくなるとともに思い切った経営改善施策を実行しない限り、利益率の漸減傾向は回避できないものと予想しております。一方で、多数の薬局が混在する現状から、周辺業界からの参入も含めて再編成が進み、寡占化が進行すると想定しております。」
市場成長の鈍化・処方せん単価の下落による利益率低下リスクと、周辺業界参入を含む再編・寡占化の見通しを引き続き明示している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響や令和2年4月に診療報酬・薬価改定が実施されたことから、引き続き、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
従来の競争激化や平成30年4月改定の影響に加え、令和2年4月の診療報酬・薬価改定にも言及し、引き続き一層の経営努力が必要な事業環境としている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響もあり、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化、制度対応及び平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響もあり、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化、制度対応及び平成30年4月改定の影響を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響は大変厳しいものとなっており、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化、制度対応及び平成30年4月改定の厳しい影響を、引き続き調剤薬局業界の事業環境として記載している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響は大変厳しいものとなっており、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
診療報酬・薬価改定の影響について、従来の厳しい影響予想から、実際に「大変厳しいものとなっており」とする記載に変化している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「薬価改定や後発医薬品使用促進の強化などにより、市場の伸び率は鈍化傾向が予想されます。…中長期的に市場は横這い傾向になると予想しております。そして多数の薬局が混在する現状から、周辺業界の参入も含めて再編成が進み、大手資本による寡占化が進行すると考えております。」
市場成長の鈍化・横ばい化と、周辺業界参入を含む再編・大手資本による寡占化の見通しを明示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化すると同時に、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響は厳しいものと予想されており、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
周辺業種からの参入による競争激化及び診療報酬・薬価改定の厳しい影響予想を、引き続き事業環境上の課題として記載している。 - FY2018-Q2悪化有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応が求められる中、周辺業種からの参入により競争が激化している一方、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響は厳しいものと予想されており、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
周辺業種からの参入による競争激化に加え、平成30年4月の診療報酬・薬価改定の影響を厳しいものと予想している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、周辺業種からの参入等により競争が激化していることに加え、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応等、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化、後発医薬品・セルフメディケーションへの対応及び患者のための薬局ビジョンへの対応を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、周辺業種からの参入等により競争が激化していることに加え、医療費抑制等の社会的要請を背景に後発医薬品の使用拡大及びセルフメディケーションに対する取組み強化、並びに厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」への対応等、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化に加え、医療費抑制を背景とする後発医薬品・セルフメディケーションへの対応及び患者のための薬局ビジョンへの対応を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「調剤薬局業界におきましては、周辺業種からの参入等により競争が激化していることに加え、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能強化を基本とする厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」に対する適応及び深刻化する薬剤師不足への対応等、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化、かかりつけ薬局機能への適応、薬剤師不足を引き続き事業環境上の課題として記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「周辺業種からの参入等により競争が激化していることに加え、「かかりつけ薬剤師・薬局」としての機能強化を基本とする厚生労働省の発表した「患者のための薬局ビジョン」に対する適応及び深刻化する薬剤師不足への対応等、一層の経営努力が求められる事業環境となっております。」
競争激化に加え、薬局業界の再編・大手資本による寡占化が進む可能性をリスクとして記載している。