資金繰計画による流動性リスク管理
FY2018に初出。26回の記載のうち14回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2020-Q2。直近の記載は2026-10-13。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに7社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ621百万円増加し、当中間連結会計期間末には2,708百万円となりました。」
手元資金は前年同期末の1,104百万円から2,708百万円へ増加し、営業キャッシュ・フローも906百万円の支出から755百万円の獲得へ転じたため、流動性エクスポージャーは改善した。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ220百万円減少し、当連結会計年度末には2,086百万円となりました。」
手元資金は前年度末から220百万円減少したものの、前年度の営業CF936百万円支出から494百万円の獲得へ転じ、FY2025-H1末の1,104百万円からは回復した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「財務活動の結果使用した資金は193百万円(前年同期は1,262百万円の収入)となりました。」
営業活動で906百万円、財務活動で193百万円を使用し、現金及び現金同等物も1,202百万円減少して1,104百万円となった。短期借入金による1,597百万円の収入があったものの、流動性リスクへのエクスポージャーが悪化している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,684百万円減少し、当連結会計年度末には2,306百万円となりました。」
手元資金は前年度末から1,684百万円減少して2,306百万円となった。営業活動で936百万円を使用する一方、財務活動でも341百万円を使用しており、流動性リスクへのエクスポージャーが悪化している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前第3四半期連結累計期間に比べ1,579百万円減少し、3,391百万円となりました。」
手元資金が前年同期比1,579百万円減少し、営業活動では785百万円を使用した一方、長期借入れによる3,190百万円の収入で資金を確保している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は1,262百万円(前年同四半期は753百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出1,708百万円があったものの、長期借入れによる収入3,090百万円があったためであります。」
営業活動で676百万円を使用した一方、長期借入れによる3,090百万円の収入等により財務活動で1,262百万円を獲得している。手元資金の確保が借入に依存する構成が続いている。 - FY2024-Q1短期借入依存下の手元資金増加有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は434百万円(前年同四半期は740百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出896百万円、配当金の支払額120百万円があったものの、短期借入金の増加額1,502百万円があったためであります。」
営業CFは5百万円の支出である一方、短期借入金の増加1,502百万円により財務活動で434百万円を獲得し、手元資金を確保する構成が続いている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,075百万円減少し、当連結会計年度末には3,991百万円となりました。」
現金及び現金同等物が前年度末から1,075百万円減少し、営業活動で53百万円、財務活動で863百万円を使用した。資金繰り上のエクスポージャーが悪化している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は148百万円(前年同四半期は1,030百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出3,071百万円があったものの、短期借入金の純増額103百万円、長期借入れによる収入3,150百万円があったためであります。」
営業活動で154百万円を使用した一方、長期借入れによる3,150百万円の収入等により財務活動で資金を確保している。手元資金の維持に借入が関与する構成が続いている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「営業活動の結果使用した資金は211百万円(前年同四半期は302百万円の支出)となりました。 財務活動の結果獲得した資金は753百万円(前年同四半期は1,662百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出2,170百万円があったものの、長期借入れによる収入3,030百万円があったためであります。」
営業活動で211百万円を使用した一方、長期借入れによる3,030百万円の収入等で財務活動の資金を確保している。手元資金の増加が借入に依存する構成を示している。quantifiedはtrue、materializedはfalseと判定した。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は740百万円(前年同四半期は1,025百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出1,007百万円、配当金の支払額120百万円があったものの、短期借入金の増加1,803百万円、長期借入れによる収入100百万円があったためであります。」
営業活動では128百万円を使用した一方、短期借入金の増加1,803百万円等により財務活動で740百万円を獲得しており、手元資金の増加が借入に依存する構成を示している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,213百万円増加し、当連結会計年度末には5,066百万円となりました。」
営業活動で1,450百万円を獲得し、現金残高も1,213百万円増加した。財務活動による資金獲得は4百万円にとどまり、前四半期までの借入依存による資金増加からは改善したが、有利子負債残高は10,685百万円である。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は1,030百万円(前年同四半期は2,044百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出4,416百万円があったものの、長期借入れによる収入5,707百万円があったためであります。」
営業CFは535百万円の獲得にとどまる一方、長期借入れによる5,707百万円の収入等で財務活動の資金を確保しており、手元資金の増加が借入に依存する構成を示している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は1,662百万円(前年同四半期は1,967百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出3,428百万円があったものの、長期借入れによる収入5,312百万円があったためであります。」
営業活動で302百万円を使用した一方、長期借入れによる5,312百万円の収入等で財務活動の資金を確保しており、手元資金の増加が借入に依存する構成を示している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「財務活動の結果獲得した資金は1,025百万円(前年同四半期は806百万円の収入)となりました。これは、主に長期借入金の返済による支出1,514百万円があったものの、短期借入金の増加額1,701百万円、長期借入れによる収入1,000百万円があったためであります。」
営業活動では489百万円を使用した一方、短期借入金の増加等により財務活動で1,025百万円を獲得した。手元資金の増加が借入に依存する構成となっている。 - FY2021対処有価証券報告書
「当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ456百万円増加し、当連結会計年度末には3,853百万円となりました。」
現金及び現金同等物が前年度末から456百万円増加し、手元資金エクスポージャーが改善した。一方、有利子負債残高は10,520百万円である。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ3,668百万円増加し、当第3四半期連結会計期間末には7,065百万円となりました。」
現金及び現金同等物が前連結会計年度末から3,668百万円増加して7,065百万円となり、手元資金エクスポージャーは改善した。一方、短期・長期借入金及び買掛金も増加している。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ4,616百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には8,013百万円となりました。」
現金及び現金同等物が前連結会計年度末から4,616百万円増加して8,013百万円となり、手元資金エクスポージャーは改善した。一方、買掛金及び借入金も増加している。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2,725百万円増加し、当第1四半期連結会計期間末には6,122百万円となりました。」
営業活動による1,983百万円の資金獲得等により現金残高が2,725百万円増加し、流動性リスクに対する手元資金エクスポージャーは改善した。一方、短期・長期借入金も増加している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ922百万円減少し、当第3四半期連結会計期間末には3,689百万円となりました。」
営業活動による1,191百万円の資金流出等により現金残高が前年度末から922百万円減少し、流動性リスクへのエクスポージャーが悪化した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ228百万円減少し、当第2四半期連結会計期間末には4,384百万円となりました。」
営業活動による1,540百万円の資金流出等により現金残高が減少し、流動性リスクへのエクスポージャーが悪化した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「営業債務や借入金等については、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループは、適時に資金繰計画を作成・更新するなどの方法により管理しております。」
営業債務及び借入金に関する流動性リスクを資金繰計画の作成・更新で管理する方針を継続している。 - FY2018初出有価証券報告書
「営業債務や借入金については、流動性リスクに晒されておりますが、当社グループは、適時に資金繰計画を作成・更新するなどの方法により管理しております。」
営業債務及び借入金について、支払期日に支払いを実行できなくなる流動性リスクと、資金繰計画の作成・更新による管理方法を初めて独立したテーマとして確認できる。