新型コロナウイルス感染症の拡大懸念による事業環境の不透明化
FY2020-Q3に初出。16回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
ヴィレッジヴァンガードコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに27社。
- FY2024再定義有価証券報告書
「新規感染症の発生や感染症の世界的流行が発生した場合、店舗の休業や営業時間の短縮、経済規制の強化による来店者数の減少等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の新型コロナウイルス感染症の拡大・長期化を中心とする記載から、新規感染症及び感染症の世界的流行一般に対するリスクへ整理し直している。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間(2023年6月1日~2024年2月29日)におけるわが国経済は、アフターコロナの生活が定着し、コロナ禍前の日常を取り戻しつつあり、社会経済活動は正常化に向かい個人消費は緩やかな回復基調となりました。」
アフターコロナの生活の定着、社会経済活動の正常化及び個人消費の緩やかな回復が記載され、感染症による事業環境リスクは緩和方向に示されている。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2023年6月1日~2023年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響が限定的になり、社会経済活動は正常化に向かい個人消費は緩やかな回復基調となりました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が限定的となり、社会経済活動が正常化に向かっているとの記載に変化している。感染症の影響自体は残るが、従来よりリスクの影響が緩和された方向である。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2023年6月1日~2023年8月31日)におけるわが国経済は、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進み、緩やかな持ち直しが続いております。」
感染症の影響が残る一方、社会経済活動の正常化が進むという事業環境を継続して記載している。 - FY2023対処有価証券報告書
「現在では、5類感染症への移行により経済活動は回復傾向にありますが、より強力な変異株や新たな感染症の出現により大幅な感染拡大、経済規制の強化が行われる場合は、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
5類感染症への移行と経済活動の回復傾向が記載され、従来の感染拡大・行動制限を中心とする環境からは緩和方向に変化している。一方、変異株・新たな感染症のリスクは残っている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「新型コロナウィルス感染症が少しずつ落ち着きを見せ始め、政府の経済対策効果も伴い、景気の持ち直しが期待されましたが」
新型コロナウイルス感染症について、少しずつ落ち着きを見せ始めたとの表現となり、前四半期までの感染症の再拡大・不透明感を強調する記載からは緩和方向の変化がみられる。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2022年6月1日~2022年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、行動制限の緩和等により景気は緩やかな回復基調で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が残る一方、行動制限の緩和等による景気の緩やかな回復も記載され、感染症による事業環境の不透明化が継続している。quantifiedはfalse、materializedはtrueと判定した。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2022年6月1日~2022年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の影響はあるものの、経済活動が徐々に再開され景気は緩やかな回復基調で推移しました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が残る一方、経済活動の徐々の再開も記載されており、感染症による事業環境の不透明化が継続している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルスの断続的な感染拡大の影響が続くなか、ワクチン接種の普及拡大などにより、経済活動の回復の兆しがみられたものの新たな変異株の出現や、まん延防止等重点措置の再発令など、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
感染症の断続的な拡大、新たな変異株の出現及びまん延防止等重点措置の再発令が示され、事業環境の不透明要因が継続・追加されている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2021年6月1日~2021年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大が断続的に発生していた中、ワクチン接種の普及もあり感染状況は一時鎮静化の傾向がみられました。しかしながら、新たな変異株の感染拡大が懸念されるなど、予断を許さない状況が続き、先行きは不透明な状況が続いております。」
感染症の再拡大と新たな変異株への懸念がある一方、ワクチン接種による一時的な鎮静化も記載され、先行き不透明な状況が継続している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「小売業界におきましても、一時休業や時短営業継続等の影響により、活動の回復に向けた動きは依然として鈍く、先行き不透明な状況が続いております。」
感染症拡大下で一時休業・時短営業が継続し、経済活動の回復が依然として鈍い状況を記載している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大は当社グループの業績に影響を及ぼしております。現在においては収束の見通しが立たないことから、お客様数の回復まで相応の時間を要すると思われます。感染がさらに拡大し、「緊急事態宣言」等が再度発令されるような場合はさらに大きな影響を及ぼす可能性があります。」
感染症の影響が実際に業績へ及んでいること、収束見通しが立たず顧客数回復に時間を要すること、再拡大時の追加影響可能性を明示している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「昨年から続く新型コロナウイルス感染症の拡大防止策により、国内における消費活動は冷え込み、先行きは不透明な状況となっております。」
新型コロナウイルス感染症の影響により国内消費活動が冷え込み、先行きが不透明な状況が継続している。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間(2020年6月1日~2020年11月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による影響が長期化する中、政府による経済対策等により持ち直しの動きがみられましたが、感染の再拡大が起こり、極めて厳しい状況で推移いたしました。」
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、感染の再拡大も発生したことで、経済環境が引き続き極めて厳しい状況にあると記載している。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間(2020年6月1日~2020年8月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、世界的に経済活動は停滞し、国内でも企業収益や景況感の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減などにより極めて厳しい状況で推移いたしました。」
前四半期に拡大懸念として記載された新型コロナウイルス感染症について、経済活動の停滞、個人消費の減退及びインバウンド需要の急減という実際の影響が記載された。 - FY2020-Q3初出有価証券報告書
「更には新型コロナウィルス感染症の拡大懸念により、先行きは不透明な状況となっております。」
新型コロナウイルス感染症の拡大懸念を、先行きの不透明化要因として初めて明示している。感染症による具体的な損害発生額等は記載されていない。