個人消費の伸び悩み・原材料価格上昇・競争激化
FY2016に初出。40回の記載のうち20回が「再掲」。直近の記載はFY2027-H1。
カネ美食品がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。17社中9社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに9社。
- FY2027-H1悪化有価証券報告書
「当中間会計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復基調で推移したものの、地政学リスクの長期化に伴うエネルギーコストや資源価格の高止まり、不安定な為替動向などに加え、相次いだ自然災害の発生や継続的な物価上昇に伴う家計への負担増加により、消費者の生活防衛意識は一段と高まりを見せております。」
地政学リスク、エネルギー・資源価格、為替、自然災害、物価上昇に加え、消費者の生活防衛意識が一段と高まったとの経済環境を記載している。 - 2026-10-09再掲決算
「原材料価格やエネルギーコスト、物流費及び人件費の高止まりが継続したほか、長引く物価高騰を背景に消費マインドが冷え込むなか、付加価値や利便性を重視する消費行動も見られるなど、消費者ニーズは一層多様化しており、事業環境は引き続き厳しい状況で推移いたしました。」
コスト高止まり、物価高騰、消費マインド低迷を厳しい事業環境として継続して記載した。 - FY2026悪化有価証券報告書
「一方で、米国の関税政策による影響、日中関係の悪化が経済に与える影響、中東地域をはじめとした地政学リスクの長期化等による世界経済の減速懸念に加え、物価上昇に伴う消費マインドの下振れリスクが高まるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続きました。」
従来の物価高・消費マインド低迷・競争環境に加え、米国関税政策、日中関係悪化、中東等の地政学リスク、消費マインド下振れを明示した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当業界においても、依然として原材料やエネルギー価格の高止まりが続く中、円安や物流コスト・人件費の上昇も重なり、企業のコスト負担は引き続き高水準で推移しております。また、物価高騰の長期化により消費者の節約志向が一層強まり、厳しい経営環境が続いております。」
原材料・エネルギー価格の高止まりに加え、円安、物流コスト、人件費の上昇を明示し、物価高騰の長期化による節約志向の一層の強まりを記載している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当社は国内の中食市場に属しており、中食市場全体は直近10年以上にわたり伸長を続けているものの、中長期的な少子高齢化による人口減少や異業種による食品取扱量の増加を背景として、当社自体の市場規模は中長期的に縮小していく可能性は否定できません。」
中食市場全体の伸長を認めつつ、少子高齢化・人口減少と異業種参入を背景に、当社の市場規模が中長期的に縮小する可能性を新たに明示した。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「当業界においても、原材料やエネルギー価格の高騰による仕入価格の上昇や、物流コストや人件費の上昇、物価高騰の長期化による節約志向の高まり等、引き続き厳しい環境となりました。」
原材料・エネルギー価格に加え、物流コスト、人件費の上昇と物価高騰の長期化による節約志向を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2025-Q1悪化有価証券報告書
「当業界においても、原材料やエネルギー価格の高騰による仕入価格の上昇や慢性的な人手不足、実質賃金減少の継続による個人消費の低迷など、引き続き厳しい環境となりました。」
原材料・エネルギー価格の高騰に加え、慢性的な人手不足と実質賃金減少の継続による個人消費低迷を明示しており、コスト上昇・人員・消費低迷リスクが具体化している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当業界におきましては、原材料費や物流費の上昇を商品価格に転嫁する動きがみられたことによる消費マインドの停滞や、さらなる人件費や採用コストの上昇などにより、引き続き厳しい環境となりました。」
従来の原材料・エネルギー価格上昇に加え、物流費、人件費、採用コストの上昇と価格転嫁に伴う消費マインド停滞を明示している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当業界におきましては、原材料費や物流費の上昇を商品価格に転嫁する動きがみられたことによる消費マインドの停滞や、さらなる人件費や採用コストの上昇等により、引き続き厳しい環境となりました。」
従来の原材料・エネルギー価格上昇に加え、物流費、人件費、採用コストの上昇と、それに伴う消費マインドの停滞を明示している。 - FY2024-Q2労働コスト上昇の明示有価証券報告書
「当業界におきましては、個人消費の持ち直しは見られるものの、原材料価格や労働コストの上昇に加え、エネルギー価格の高騰等により、引き続き厳しい環境となりました。」
個人消費の持ち直しを認める一方、従来の原材料・エネルギー価格高騰に加えて労働コストの上昇を明示し、厳しい業界環境が続くと記載している。コスト上昇リスクは追加的に具体化された。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当業界におきましては、コロナ禍を経てなお続く業態の垣根を越えた競争や、原材料やエネルギー価格の高騰等による相次いだ価格改定の中、消費者の節約志向が高まっており、依然として厳しい環境が続きました。」
業態を越えた競争、原材料・エネルギー価格高騰、相次ぐ価格改定に加え、消費者の節約志向の高まりを記載しており、従来の競争・コスト上昇・消費低迷リスクが続いている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当業界においては、コロナ禍における消費者需要の変化への対応が求められ、業態の垣根を越えた競争が激化する中、原材料やエネルギー価格の高騰、食品の相次ぐ値上げ等により消費者の節約志向が強まるなど、依然として厳しい環境が続きました。」
業態を越えた競争激化に加え、原材料・エネルギー価格の高騰、食品の相次ぐ値上げ、消費者の節約志向の強まりを記載している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当業界におきましては、コロナ禍における消費者需要の変化への対応が求められる中、原材料やエネルギー価格が上昇し、更なる物価上昇の懸念などから消費者の節約志向が強まるなど、厳しい環境が続きました。」
原材料・エネルギー価格の上昇に加え、更なる物価上昇懸念を背景とする消費者の節約志向の強まりが記載され、コスト上昇・消費低迷リスクが深刻化している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当業界においては、コロナ禍において業態の垣根を越えた競争が激化し、多様化する消費者ニーズの変化にスピーディーに対応することが求められる中、原材料価格やエネルギー価格等の高騰により、依然として厳しい経営環境となりました。」
業態を越えた競争の激化と原材料・エネルギー価格の高騰を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当業界におきましては、コロナ禍における消費者需要の変化への対応が求められ、業態の垣根を越えた競争が激化する中、原材料価格やエネルギー価格等の高騰により、依然として厳しい経営環境となりました。」
業態を越えた競争の激化に加え、原材料価格・エネルギー価格等の高騰が明示され、従来の競争・コスト上昇リスクが深刻化している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当業界におきましては、新たな生活様式の定着とともに家庭内調理の増加や外食メニューのテイクアウト及びデリバリーの利用増加など食全体のマーケットが変化し、業界の垣根を越えた競争が激化するなど、依然として厳しい経営環境となりました。」
家庭内調理、テイクアウト、デリバリーの拡大と、業界横断的な競争激化が続く厳しい環境との認識を継続している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「当業界においては、感染防止対策の徹底や内食需要の高まりへの柔軟かつ迅速な対応が求められ、業種・業態を越えた販売競争は一層激しさを増し、依然として厳しい状況となりました。」
内食需要への対応が求められる一方、業種・業態を越えた販売競争が一層激化しているとの認識を継続している。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「当業界においては、感染防止対策の徹底や内食需要の高まりへの柔軟かつ迅速な対応が求められ、業種・業態を越えた販売競争は一層激しさを増し、依然として厳しい状況となりました。」
内食需要への対応が求められる一方、業種・業態を越えた販売競争が一層激化したと記載している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当業界においては、外出自粛などの影響により、内食への需要シフトや外食店のテイクアウトやデリバリーの強化などにより、業界の垣根を越えた販売競争が激化し、当社を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続きました。」
内食需要へのシフト、外食店のテイクアウト・デリバリー強化による業際的な販売競争の激化を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当業界においては、外出自粛等の影響から中食の需要が高まっているものの、デリバリーサービスやテイクアウトなどの利用により、外食メニューを家庭内で楽しむ形態が定着してきており、食に関わる様々な企業による業界の垣根を越えた競争が激化し、当社を取り巻く環境は厳しい状況が続きました」
中食需要の高まりがある一方、デリバリー・テイクアウトの定着と食関連企業間の業際競争激化により、厳しい事業環境が続いている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当業界においては、4月に発令された緊急事態宣言に伴う営業自粛要請や外出自粛要請を受けて変化する消費者の購買動向に対し、食に関わる様々な企業による業界の垣根を越えた競争が激化しており、当社を取り巻く環境は厳しい状況が続きました。」
緊急事態宣言等による購買動向の変化に加え、食関連企業による業界横断的な競争激化が記載された。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当業界を取り巻く環境においては、天候不順や自然災害、消費税増税などが消費マインドの下押し要因となる中で、」
天候不順、自然災害、消費税増税による消費マインド下押しを、引き続き事業環境上の要因として記載している。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「当社を取り巻く環境は、消費税引き上げによる消費マインドの停滞、中食業界への他業種参入や企業間の競争激化などが見られ、依然として厳しい状況となりました。」
従来懸念されていた消費税引き上げ後の消費マインド停滞が事業環境として記載され、さらに中食業界への他業種参入と企業間競争の激化も確認された。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境におきましては、個人消費に持ち直しの動向が見られたものの、消費税増税を控え消費マインドは弱含んでおり、依然として厳しい状況となりました。」
個人消費に持ち直しの動きがある一方、消費税増税を控えた消費マインドの弱含みを引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「10月に予定される消費増税後の消費の冷え込みが懸念されるほか、当業界においては、飽和した店舗環境の中で生き残りをかけた競争がますます激化するなど、引き続き厳しい状況は続くものと予想されます。」
従来の節約志向・消費マインドの弱さに加え、消費増税後の消費冷え込みと店舗間競争の激化を今後の懸念として追加している。 - FY2019-Q4再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、消費者物価の上昇や消費増税への不安感の高まりなどを背景に消費者マインドは伸び悩んでおり、依然として厳しい状況が続きました。」
消費者物価の上昇や消費増税への不安感を背景とする消費者マインドの伸び悩みを、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、エネルギー価格の高止まりや物価上昇、消費増税に対する不安感等が、長引く節約志向の要因となっており、消費者マインドの改善は力強さを欠きました。」
エネルギー価格の高止まり、物価上昇、消費増税への不安感を背景とする節約志向と消費者マインドの弱さを、引き続き事業環境上のリスクとして記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、エネルギー価格の上昇等による消費者物価の高まりが節約志向の継続の一因となり、消費マインドに停滞感がみられるなど、依然として厳しい状況が続きました。」
エネルギー価格上昇等による物価高、節約志向、消費マインドの停滞を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境におきましては、個人消費に持ち直しの動きが一部において見られるものの、原油価格の高値推移や野菜価格の上昇を主因とした消費者物価の高まりや将来への不安感による節約志向の継続などにより消費マインドは伸び悩み、依然として厳しい状況となりました。」
個人消費の一部持ち直しを認めつつ、原油・野菜価格の上昇、物価高、将来不安と節約志向による消費マインドの伸び悩みを継続的な事業環境上のリスクとして記載している。 - FY2018-Q4再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、将来への不安感の高まりによる節約志向の継続などを背景に個人消費の回復は鈍化しており、依然として厳しい状況となりました。」
将来不安を背景とした節約志向と個人消費の回復鈍化を、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、雇用・所得環境の改善は持続しているものの、将来不安等を背景に消費マインドは伸び悩んでおり、依然として厳しい状況が続きました。」
雇用・所得環境の改善を認めつつ、将来不安を背景とする消費マインドの伸び悩みを引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、先行きの不透明感が一層高まるなかで、消費者の節約志向は依然として根強く、消費動向においては力強さを欠いており、厳しい状況で推移しました。」
消費者の節約志向と消費動向の弱さを、引き続き厳しい事業環境として記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「将来への不安が払拭できない状況下で消費者の節約志向は根強く、個人消費の回復に停滞感がみられており、依然として厳しい状況で推移しました。」
消費者の節約志向と個人消費の停滞感が引き続き事業環境上の懸念として記載された。 - FY2017-Q4再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、雇用・所得情勢が堅調に推移するなかで個人消費は持ち直しつつあるものの、将来不安の強まりから消費者の節約志向は根強く、依然として厳しい状況が続きました。」
個人消費には持ち直しの動きがある一方、消費者の節約志向と厳しい環境が継続している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、消費者の根強い節約志向や天候不順等により、個人消費の回復には力強さを欠いており、依然として厳しい状況が続きました。」
消費者の節約志向と個人消費の弱さが継続し、天候不順も要因として加わっている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、雇用・所得環境は緩やかに改善しているものの、依然として消費者の節約志向は継続しており、個人消費に停滞感がみられるなど厳しい状況が続きました。」
消費者の節約志向と個人消費の停滞感が継続していると説明された。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社を取り巻く環境においては、物価上昇への根強い警戒感による個人消費の伸び悩みに加え、原材料価格の上昇や他社との競争激化等、依然として先行き不透明な状況が続きました。」
消費、原材料、競争環境の不透明さを継続的な事業環境上のリスクとして記載している。