消費者嗜好の変化による飲料需要変動リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち6回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2018。直近の記載はFY2023。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。7社中6社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2023再定義有価証券報告書
「健康意識や砂糖消費への懸念の高まり、または価格設定によって引き起こされる消費者の嗜好の変化」
消費者嗜好の変化に関するリスクを、健康・砂糖摂取への懸念に加え、価格設定による嗜好変化まで含む「消費者マインドセットの変化」として整理している。 - FY2022再定義有価証券報告書
「消費者嗜好の変化 新型コロナウイルス(以下「COVID-19」)、健康意識の向上や砂糖摂取への懸念の高まりにより、消費者の嗜好が変化するリスク」
消費者嗜好の変化に関するリスクを、従来の購買行動・健康・環境への関心に加え、砂糖摂取への懸念と、それに対応する低カロリー・ノーカロリー飲料や多様なパッケージサイズの強化として整理している。 - FY2022-Q2再定義有価証券報告書
「しかしながら、消費者の購買行動の変化や厳しい競争環境の継続、原材料・資材・原油等の世界的な価格高騰、円安の急加速などから、不透明かつ厳しい事業環境が継続しております。」
消費者嗜好・需要変動のリスクを、購買行動の変化や需要環境、価格高騰・円安を含む不透明な事業環境として整理している。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「消費者の購買行動の変化や、総需要の回復遅れを背景とした厳しい競争環境の継続、原材料、資材、原油等の世界的な価格高騰などにより、不透明かつ厳しい事業環境が継続しております。」
消費者嗜好・需要変動のリスクについて、ライフスタイルや健康・環境への関心に加え、購買行動の変化と総需要の回復遅れによる影響を明示している。 - FY2019再定義有価証券報告書
「当社グループが、ライフスタイルの変化等に伴う消費者嗜好の変化、および原材料成分、栄養素、原産地への関心、容器の資源循環課題に対する世界的関心の高まりによるPETボトル製品の敬遠等に見られる健康・肥満・環境への懸念に対応できない場合には、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
消費者嗜好の変化に関するリスクを、健康・肥満への懸念に加えて容器の資源循環やPETボトル敬遠など環境面まで広げて整理している。 - FY2018再定義有価証券報告書
「当社グループが、ライフスタイルの変化等に伴う消費者嗜好の変化、および原材料成分、栄養素、原産地への関心等に見られる健康・肥満への懸念に対応できない場合には、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
消費者嗜好の変化に関するリスクを、ライフスタイルだけでなく原材料成分、栄養素、原産地、健康・肥満への懸念への対応リスクとして整理している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「お客さま(消費者)の嗜好の変化に左右されやすい特性を有しており、そのような飲料市場において、当社グループは、今後も魅力的な商品やサービスを継続して提供していくことに努めてまいりますが、市場の変化を充分に予測できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が生じます。」
消費者嗜好の変化と市場変化の予測困難性による業績影響リスクを再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「お客さま(消費者)の嗜好の変化に左右されやすい特性を有しており、そのような飲料市場において、当社グループは、今後も魅力的な商品やサービスを継続して提供していくことに努めてまいりますが、市場の変化を充分に予測できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性が生じます。」
消費者嗜好の変化を予測できない場合に業績へ影響する可能性と、魅力的な商品・サービスの継続提供による対応を開示している。