のれん等の減損リスク
FY2016に初出。41回の記載のうち22回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2017。直近の記載は2026-08-06。
エムスリーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。12社中5社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに5社。
- 2026-08-06悪化決算
「資産合計は、前連結会計年度末比2,592百万円減の634,803百万円となりました。非流動資産については、新規連結子会社の取得並びに為替変動等によりのれんが1,621百万円、持分法による投資損益の計上等により持分法で会計処理されている投資が1,203百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比2,815百万円増の367,176百万円となりました。」
新規連結子会社の取得等により、のれん残高が前年度末から1,621百万円増加し、減損リスクの対象となる資産規模が拡大した。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「将来の収益性を見直した結果、前連結会計年度においてのれん2,077百万円、当連結会計年度においてのれん2,535百万円、カスタマーリレーションシップ3,833百万円の減損損失を計上しています。」
のれん等の減損リスクが当年度にも発生し、のれん2,535百万円、カスタマーリレーションシップ3,833百万円の減損損失を計上した。英国医師向けキャリア事業と医療機関向け支援事業が主な対象となっている。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「期首残高 95,511 企業結合による取得 8,659 減損損失 - 為替換算差額 1,684 その他 2 期末(中間期末)残高 121,980」
当中間期に企業結合による取得8,659百万円等により、のれん残高が111,635百万円から121,980百万円へ増加した。減損損失は計上されていないが、減損リスクにさらされる資産規模は拡大している。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「将来の収益性を見直した結果、前連結会計年度においてのれん5,753百万円、当連結会計年度においてのれん2,077百万円の減損損失を計上しています。当連結会計年度に認識したのれんの減損損失は、海外セグメントにおいて、2023年に英国で発生した医療従事者による全国規模のストライキ長期化等の事業環境悪化を主因に、同国の医師向けキャリア事業に係る資金生成単位の帳簿価額を回収可能価額まで2,077百万円減額したことによるものです。」
のれんの減損リスクが当年度にも実際に発生し、英国の医師向けキャリア事業を中心に2,077百万円の減損損失を計上した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「企業結合による取得 2,681 減損損失 - 期末(中間期末)残高 95,651」
当中間期に企業結合によるのれん2,681百万円を取得し、のれん残高は95,511百万円から95,651百万円へ増加した。減損損失は計上されていないが、減損リスクにさらされる資産規模が拡大している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「将来の収益性を見直した結果、前連結会計年度においてのれん796百万円、当連結会計年度においてのれん5,753百万円の減損損失を計上しています。当連結会計年度に認識したのれんの減損損失は、主に海外セグメントにおけるUSA Evidence Solution資金生成単位グループに関して、北米での治験事業において新型コロナウイルス関連の治験プロジェクトの貢献が大幅に減少したため、当該資金生成単位グループの帳簿価額を回収可能価額まで5,051百万円減額したことによるものです。」
のれんの減損リスクが実際に発生し、通期で5,753百万円ののれん減損損失を計上した。主因は北米治験事業の感染症関連プロジェクトの貢献減少である。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「非流動資産については、為替の影響や新規連結子会社の取得等によりのれんが17,768百万円、無形資産が8,135百万円増加したこと等により前連結会計年度末比35,395百万円増の232,570百万円となりました。」
新規連結子会社の取得等により、のれんが17,768百万円増加し、減損リスクにさらされる非流動資産の規模が拡大した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「非流動資産については、為替の影響や新規連結子会社の取得等によりのれんが18,250百万円、無形資産が8,336百万円増加したこと等により前連結会計年度末比36,481百万円増の233,655百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が71,342百万円から89,593百万円へ18,250百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「非流動資産については、為替の影響や新規連結子会社の取得等によりのれんが5,384百万円、無形資産が2,218百万円増加したこと等により前連結会計年度末比13,671百万円増の210,845百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が71,342百万円から76,726百万円へ5,384百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。当四半期の減損損失計上は記載されていない。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「将来の収益性を見直した結果、前連結会計年度においてのれん667百万円及びカスタマーリレーションシップ1,585百万円、当連結会計年度においてのれん796百万円の減損損失を計上しています。」
非流動資産の減損リスクが当連結会計年度にも実際に発生し、のれん796百万円の減損損失を計上した。加えて、のれん残高は71,342百万円へ増加している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「非流動資産については、新規連結子会社の取得等によりのれんが10,354百万円、無形資産が11,593百万円増加したこと、また、為替の影響等により持分法で会計処理されている投資が7,696百万円増加したこと等により前連結会計年度末比36,169百万円増の183,276百万円となりました。」
新規連結子会社の取得等により、のれんは57,821百万円から68,175百万円へ10,354百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「非流動資産については、新規連結子会社の取得等によりのれんが9,877百万円、無形資産が10,966百万円増加したこと、また、為替の影響等により持分法で会計処理されている投資が7,563百万円増加したこと等により前連結会計年度末比33,227百万円増の180,334百万円となりました。」
新規連結子会社の取得等により、のれんの帳簿価額が前期末の57,821百万円から67,699百万円へ9,877百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。一方、当第2四半期には減損損失の戻入820百万円を計上している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「非流動資産については、新規連結子会社の取得等によりのれんが8,077百万円、無形資産が9,488百万円増加したこと、また、為替の影響等により持分法で会計処理されている投資が5,134百万円増加したこと等により前連結会計年度末比26,134百万円増の173,241百万円となりました。」
新規連結子会社の取得等により、のれんは前期末から8,077百万円増加して65,899百万円となり、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。当四半期の減損損失計上は記載されていない。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の影響等により将来の収益性を見直した結果、前連結会計年度において商標権につき820百万円、当連結会計年度においてのれん667百万円及びカスタマーリレーションシップ1,585百万円の減損損失を計上しています。」
非流動資産の減損リスクが当連結会計年度にも実際に発生し、のれん667百万円およびカスタマーリレーションシップ1,585百万円の減損損失を計上した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「期首残高 52,854 企業結合による取得 3,672 支配喪失による減少 △1,177 為替換算差額 555 その他 0 期末(四半期末)残高 55,904」
企業結合による取得等により、のれんの帳簿価額は前連結会計年度末の52,854百万円から55,904百万円へ3,050百万円増加した。減損損失の計上は記載されていない。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「期末(四半期末)残高 52,854 53,891」
のれんの帳簿価額が前連結会計年度末の52,854百万円から53,891百万円へ1,037百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。当四半期の減損損失計上は記載されていない。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「期首残高 52,854 企業結合による取得 2,164 支配喪失による減少 △1,154 為替換算差額 44 その他 0 期末(四半期末)残高 53,908」
企業結合による取得等により、のれんの帳簿価額は前連結会計年度末の52,854百万円から53,908百万円へ増加した。減損リスクにさらされる資産規模が拡大しているが、当四半期の減損損失計上は記載されていない。 - FY2021悪化有価証券報告書
「非流動資産については、主に新規連結子会社の増加により無形資産が2,832百万円、のれんが1,681百万円それぞれ増加し、前連結会計年度末比8,719百万円増の109,013百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の51,173百万円から52,854百万円へ1,681百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「期末(四半期末)残高 51,173 51,748」
のれんの帳簿価額が前連結会計年度末の51,173百万円から51,748百万円へ575百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。当四半期累計期間に新たな減損損失は計上していない。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「なお、当期においては新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大に伴う事業環境への影響等を踏まえ、無形資産につき820百万円の減損損失を計上しています。」
COVID-19等による将来収益性の見直しを踏まえ、メディカルプラットフォームで無形資産820百万円の減損損失を計上し、減損リスクが実際に発生した。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
前期に発生したのれん減損損失後の当四半期について、のれん等の減損リスクに関する新たな重要変更はないと説明している。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「なお、当期においては新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大に伴う事業環境への影響等を踏まえ、のれんにつき合計670百万円の減損損失を計上しています。」
のれん等の減損リスクが実際に発生し、ワイズ420百万円、Health Impetus Private Limited250百万円の合計670百万円の減損損失を計上した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「非流動資産については、主に新規連結子会社の増加等によりのれんが8,182百万円増加したこと、IFRS第16号「リース」の会計基準を期首から適用したこと等により有形固定資産が6,467百万円増加したことにより、前連結会計年度末比18,578百万円増の91,898百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の44,129百万円から52,311百万円へ8,182百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。減損損失の発生は記載されていない。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「非流動資産については、主に新規連結子会社の増加等によりのれんが6,821百万円増加したこと、IFRS第16号「リース」の会計基準を期首から適用したこと等により有形固定資産が6,105百万円増加したことにより、前連結会計年度末比15,033百万円増の88,353百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の44,129百万円から50,950百万円へ6,821百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「非流動資産については、主に新規連結子会社の増加等によりのれんが5,617百万円増加したこと、IFRS第16号「リース」の会計基準を期首から適用したこと等により有形固定資産が5,729百万円増加したことにより、前連結会計年度末比11,460百万円増の84,780百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の44,129百万円から49,746百万円へ5,617百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。減損損失の発生は記載されていない。 - FY2019悪化有価証券報告書
「非流動資産については、新規連結子会社の増加等によりのれんが6,124百万円増加したこと、また公正価値で測定する金融資産が3,927百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比10,475百万円増の73,320百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の38,005百万円から44,129百万円へ6,124百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。減損損失の発生は記載されていない。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「非流動資産については、新規連結子会社の増加等によりのれんが3,105百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比4,560百万円増の67,405百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の38,005百万円から41,110百万円へ3,105百万円増加し、減損リスクにさらされる資産規模が拡大した。減損損失の発生は記載されていない。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「非流動資産については、新規連結子会社の増加等によりのれんが847百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比1,679百万円増の64,524百万円となりました。」
のれんの帳簿価額が前期末の38,005百万円から38,851百万円へ847百万円増加した。企業結合等により減損リスクにさらされる資産規模が拡大しているが、減損損失の発生は記載されていない。 - FY2018悪化有価証券報告書
「当社グループが保有する、のれん等の非流動資産については減損リスクにさらされています。今後、これらの対象資産の価値が下落した場合、必要な減損処理を行う結果として、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
のれん帳簿価額が前期の32,357百万円から38,005百万円へ5,648百万円増加した。Wake Research等の買収により、減損リスクにさらされる資産規模が拡大している。減損損失自体は当期発生していない。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「当社グループが保有する、のれん等の非流動資産については減損リスクにさらされています。今後、これらの対象資産の価値が下落した場合、必要な減損処理を行う結果として、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
のれん帳簿価額が前期の21,894百万円から32,357百万円へ増加した。Vidalののれん7,348百万円など買収に伴うエクスポージャーが拡大し、Vidalでは税引前割引率が3.25%程度増加すると回収可能価額と帳簿価額が等しくなると記載している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における新たな事業等のリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
のれん等の減損リスクについて、新たな発生または重要な変更はないと説明している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループが保有する、のれん等の非流動資産については減損リスクにさらされています。今後、これらの対象資産の価値が下落した場合、必要な減損処理を行う結果として、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
当期末ののれん帳簿価額は21,894百万円。M3 USAについては税引前割引率が4.98%程度増加すると回収可能価額と帳簿価額が等しくなると記載している。