商業施設・金融機関における需要・収益環境の変化
FY2016-Q3に初出。33回の記載のうち15回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2017-Q3。直近の記載は2026-08-12。
CSSホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2025-H1前進有価証券報告書
「円安等を背景として、訪日外国人数は過去最多を更新しており、ホテル・観光業界はインバウンド需要が伸長しました。」
主要顧客であるホテル・観光業界について、インバウンド需要の伸長が訪日外国人数の過去最多更新を伴う形で記載された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「国内客観光及びインバウンド観光の需要が昨年来の高い水準を維持、ホテルの客室及びレストランは高稼働を継続しました。」
国内観光・インバウンド需要が高水準を維持し、ホテルの客室・レストランの稼働が継続して高い状態となった。テーマパークも高稼働を継続した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「当社グループを取り巻く環境においても、年末の宴会需要がコロナ禍の影響から脱して復調してきたこと、また訪日外国人客数がコロナ前の水準に回復していること、円安の影響を受けてホテル・観光業界のお客様単価の設定が強気に推移していることなど、コロナ禍からの本格的な力強い復調トレンドが感じられます。」
宴会需要、訪日外国人客数、ホテル・観光業界の顧客単価が回復し、主要顧客を取り巻く需要・収益環境の改善が継続した。 - FY2023対処有価証券報告書
「引き続き主要顧客であるホテル・レストラン・テーマパークという観光・レジャー業界需要は強く当社への業務委託ニーズは一層強まっていくものと思われます。」
ホテル・レストラン・テーマパーク等の主要顧客業界について、需要と業務委託ニーズが強まる見通しが示された。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「国内旅行からスタートした需要復活は、インバウンドの復調につながり観光・レジャー業界は活況と共に深刻な人手不足を伴う状況となりました。」
国内旅行需要とインバウンドの復調により、ホテル等の観光・レジャー関連顧客の需要環境は回復し、活況となった。一方、人手不足は別途深刻化した。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「地域観光事業支援による国内の人流回復や水際対策の緩和によるインバウンドの受入が再開したことにより、ホテル・レストランの稼働率はコロナ禍前の水準に向かって急回復となる中」
ホテル・レストラン・観光・レジャー関連の顧客環境は、人流回復と水際対策緩和により、コロナ禍の需要悪化から回復局面へ移った。 - FY2022再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルをはじめとするレジャー・観光業においては、今春以降の国内旅行客数の持ち直し、さらには6月以降入国者の上限も段階的に引き上げられたことにより、ここ数年のコロナ禍による人材離れにより人手不足が顕在化、一時内製化されていた業務のアウトソーシングへの切替えが加速しており、スチュワード事業、フードサービス事業における需要は回復基調で推移しました。」
ホテル・レジャー観光業の顧客環境は、感染症による需要減少から、旅行客回復とアウトソーシング再開による需要回復局面へ整理が変わった。一方、人手不足も顕在化した。 - FY2022-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が進み、2022年3月下旬よりまん延防止等重点措置が解除されたことにより、国内の経済活動や個人消費の一部に回復の動きがみられ、当社グループのスチュワード事業、フードサービス事業における需要は回復傾向にありました。」
主要顧客・関連市場について、制限解除等によりスチュワード事業とフードサービス事業の需要が回復傾向となる一方、空間プロデュース事業は国際情勢・供給制約の影響を受けるという業態別の整理に変化した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「しかしながら、新たな変異ウイルスによる感染症が再拡大したことにより、1月初旬より再びまん延防止等重点措置が適用されたことで経済活動の持ち直しや個人消費の回復の動きに足踏みがみられ、当社グループのスチュワード事業、フードサービス事業においては再び厳しい事業環境となりました。」
制限解除後に顧客市場の持ち直しがみられたものの、変異ウイルスの再拡大と再度の重点措置により回復が足踏みし、ホテル等に関連する事業環境が再び厳しくなった。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「緊急事態宣言やまん延防止重点措置等が全面解除され、活動制限要請が段階的に緩和されたことなどにより、個人消費に回復の兆しがみられ、当社グループのスチュワード事業、フードサービス事業においては穏やかながらも持ち直しの傾向で始まりました。」
主要顧客・関連市場は、制限解除によりスチュワード事業とフードサービス事業で穏やかな持ち直しがみられる整理へ変化した。ただし、オミクロン株により先行きの不透明感は残った。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテル、商業施設においては、一時GoToキャンペーンをはじめとする政府の各種施策により穏やかながらも持ち直しの兆しが見えたものの、12月以降の新型コロナウイルス感染症の再拡大により、渡航制限によるインバウンド需要の消失、外出自粛、飲食店への制限要請、各種イベントの自粛要請など、過去に類を見ない極めて厳しい経営環境となりました。」
主要顧客の環境は一時的な持ち直しから、インバウンド需要の消失、外出自粛、飲食店・イベント制限を伴う極めて厳しい状況へ悪化した。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテル、商業施設においては外出自粛、飲食店への制限要請、各種イベントの自粛要請の影響が大きく、当社グループにおいても依然厳しい状況が続きました。」
ホテル・商業施設などの主要顧客について、外出自粛、飲食店への制限、イベント自粛の影響が続き、厳しい顧客環境が継続した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の再拡大により第2回緊急事態宣言が発出され、観光支援の各種施策が停止されたこともあり、当社グループの主要顧客であるホテル、商業施設においては依然その影響を受け、来客数の激減や自粛要請に伴う各種イベントの中止等が相次ぎ、当社グループにおいても厳しい事業環境が続きました。」
主要顧客であるホテル・商業施設について、来客数の激減やイベント中止が続き、顧客環境の悪化が継続した。 - FY2021-Q1再定義有価証券報告書
「その後、人の移動も活発となり、11月には株価が29年ぶりに高値を更新したほか、観光関連を中心に持ち直しの動きが継続しました。しかしながら、12月に入ってからは、新型コロナウイルス感染症の再拡大によって、観光支援の各種施策が全国的に一時停止されたこともあり、持ち直し傾向はストップ、国内景気は悪化しました。」
主要顧客を取り巻く環境は、GoToキャンペーン等により一時的に持ち直した後、12月の感染再拡大と観光支援策の停止により再び悪化する整理となった。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいてはインバウンドの大幅な減少、緊急事態宣言に伴う外出自粛により利用客は激減、レストラン・バー、宴会場を閉鎖したホテルも多くなっています。百貨店等の商業施設についても外出自粛の影響は直撃しており、売上・利益共に大きく減少しています。銀行に代表される金融機関においては、低金利による貸出利鞘の縮小が続いていることに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による引当金の増額等により経営状況は芳しくありません。」
主要顧客の環境悪化が、ホテルの利用客激減・施設閉鎖、商業施設の売上・利益減少、金融機関の引当金増額を伴う経営状況悪化へと進んだ。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「当社の主要顧客である、ホテル、商業施設、金融機関等も新型コロナウイルス感染拡大の影響により収益が大きく悪化する状況にあって」
ホテル、商業施設、金融機関等の主要顧客について、従来の需要・収益環境の変化が新型コロナウイルス感染拡大による収益悪化として実際に発生した。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテル業界においては、引き続きインバウンド需要は底堅いものの、消費増税に伴う反動や相次ぐ自然災害等の影響もあり景況感に幾分陰りが見えています。商業施設についても同様で、大型施設を中心に消費増税後の反動や台風等による店舗の休業の影響もあり売上高が減少しています。」
ホテルでは景況感の陰り、商業施設では台風等による店舗休業と売上高減少が実際の影響として記載された。 - FY2019再定義有価証券報告書
「百貨店等の商業施設においては、消費増税前の駆け込み需要により売上高が押し上げられる一方で、増税後の反動減が懸念されます。金融機関、特に銀行においては、マイナス金利の影響による収益力の低下が続いており、更なるマイナス金利の深堀も議論される中にあっては厳しい状況となっています。」
顧客環境について、商業施設は消費増税前の駆け込み需要と増税後の反動減、銀行はマイナス金利による収益力低下の継続として整理された。 - FY2019-Q3再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、全体として堅調ではあるものの、インバウンドの増加ペースが鈍化する中で供給増に伴う競争激化により、客室単価は低下傾向にあります。百貨店等の商業施設については、都市部を中心に訪日外客の需要に支えられている一方で地方店は苦戦を強いられています。金融機関、特に銀行においては国内貸出利鞘の縮小の影響で減益が続いています。高齢者福祉施設については、市場拡大が見込まれる一方で、資本力・人材・ノウハウ等での優劣がつきつつあります。」
ホテル、商業施設、金融機関、高齢者福祉施設について、インバウンド鈍化・供給増、都市部と地方の差、貸出利鞘縮小、資本力等による競争差という整理に更新された。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、引き続き訪日外客が増加傾向にある中で、一定の稼働率を維持しているものの、都心部では供給過剰により宿泊料金の伸び率は鈍化しており、競争は激化しています。百貨店等の商業施設については、訪日外客による免税品売上高が好調に推移しており、経営成績は復調傾向にあります。金融機関、特に銀行においては店舗統合等業務の効率化を進めているものの、収益性の低下が続いています。高齢者福祉施設については、マーケットの拡大が引き続き続いていますが、人手不足や介護報酬改定への対応を含め、効率化が求められています。」
顧客環境が更新され、ホテルは一定の稼働率を維持する一方で供給過剰・料金伸び鈍化・競争激化、商業施設は復調、銀行は収益性低下、高齢者福祉施設は人手不足等への効率化要請として整理された。 - FY2019-Q1再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、訪日外客数が拡大傾向を維持している影響で高稼働が続く一方で、新規開業ホテルの増加による競走激化も始まっています。商業施設においては、大都市の店舗は訪日外客需要で伸びているものの、地方店では苦戦が続いています。金融機関においては、日銀の長期化する金融緩和の影響で収益悪化が継続しています。高齢者福祉施設においては、マーケットの拡大は継続しているものの、介護サービスの質の向上や人手不足に対する省力化等への取り組みが求められています。」
ホテルは高稼働を維持しつつ新規開業による競争が始まり、商業施設は大都市と地方で明暗が分かれた。金融機関の収益悪化継続、高齢者福祉施設での質向上・省力化要請も記載された。 - FY2018再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては訪日外国客の増加傾向が続いてはいるものの、新規ホテルの開業により客室供給数が増加したこともあり、稼働率・宿泊料金共に頭打ちの状況にあります。商業施設においては訪日外国客と株高などによる富裕層の消費に支えられ、都市部の大型店舗を中心として堅調に業績は推移しているものの、地方においては苦戦も続いています。金融機関においてはマイナス金利政策による利ざやの縮小のほか、与信関係費用も増加に転じていることから減益傾向にあります。高齢者福祉事業については、高齢者の増加が続く中にあっては成長産業と位置づけられるものの、新規参入も含めて競争は激しくなっています。」
ホテルは稼働率・宿泊料金が頭打ち、商業施設は都市部と地方で明暗が分かれ、金融機関は減益傾向、高齢者福祉事業は新規参入を含む競争激化という業態別の整理に更新された。 - FY2018-Q3再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、東京・大阪の主要ホテルを中心に高稼働が継続しています。商業施設については、百貨店を中心に旗艦店において業績は回復基調にあります。金融機関においては、収益性を高めるべく、店舗の統廃合の計画や業務の効率化などの具体的なリストラ施策が進んでいます。高齢者福祉施設においては、マーケットの拡大を背景として個人向け食材販売大手が施設向け販売に参入しており競争が激しくなっています。」
顧客環境の整理が更新され、ホテルは高稼働、商業施設は旗艦店を中心に回復基調、金融機関は具体的なリストラが進展する一方、高齢者福祉施設では大手参入による競争激化が記載された。 - FY2018-Q2再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、訪日外客の増加等の影響もあり、東京・大阪を中心として高稼働が続いています。また商業施設においても訪日外客の増加、「プチ贅沢」等を背景としてほぼ前期並みの売上が見込まれています。金融機関においては、収支の改善を目指して、メガバンクを中心とした構造改革の動きが顕著となっています。高齢者福祉施設においては施設の増加、M&Aによる業界上位企業の増収傾向が続いています。」
顧客環境の整理が更新され、ホテルは東京・大阪を中心に高稼働、商業施設は前期並みが見込まれる一方、金融機関では構造改革、高齢者福祉施設では施設増加と業界上位企業のM&Aによる増収が記載された。 - FY2018-Q1再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、東京・大阪を中心として客室単価は下落する傾向があるものの、客室稼働率は好調に推移しています。また商業施設については、訪日外国人需要と富裕層の高額消費などに支えられ、全体的に景況感が持ち直している状況にあります。金融機関においては、中間決算を経て、メガバンク3行が相次いで人員削減計画を打出すなど、構造改革の動きが顕著となっています。高齢者福祉施設においては、高齢化の進展が急速に進む中にあって、行政をはじめとして地域と民間との連携が求められています。」
顧客環境の整理が更新され、ホテルは稼働率好調と客室単価下落、商業施設は訪日外国人需要等による持ち直し、金融機関は構造改革、高齢者福祉施設は地域・民間連携の必要性として記載された。 - FY2017再定義有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、訪日外客数が堅調に推移していることから、稼働率については、2016年には一旦弱含みであったものの、2017年に入ってからは再び上向きつつあります。商業施設においては、消費者の根強い節約志向や、中国人観光客の消費志向の変化から百貨店を中心として売上が低迷する状況にありましたが、足元では、雇用・所得環境の改善や株高、インバウンド消費が戻りつつあることで明るい兆しも見えています。金融機関においては、依然としてマイナス金利の影響により苦戦が続いており、海外事業についても新興国の景気減速により厳しい展開となっていることから、減益基調となっています。」
顧客環境は業態別にさらに分化し、ホテルは2017年に稼働率が上向き、商業施設には明るい兆しが出る一方、金融機関と海外事業は厳しい状況が継続した。 - FY2017-Q3再定義有価証券報告書
「観光庁の発表によれば、4月から6月における訪日外国人の消費額は前年に比べ13%増加しており、当社グループの顧客であるホテル及び商業施設においては、収益を底上げする追い風となっています。金融機関については、マイナス金利の影響で減益を余儀なくされています。高齢者福祉施設については、引き続き市場は拡大傾向にありますが、競合他社との価格競争や差別化が難しいなど、厳しい状況が続いています。」
顧客環境は一様ではなく、訪日外国人消費の増加がホテル・商業施設の追い風となる一方、金融機関は減益、高齢者福祉施設は価格競争と差別化困難が続くという業種別の整理に変わった。 - FY2017-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの主要顧客の状況については、ホテル業界にあっては、昨年4月以降、これまでの旺盛な宿泊需要にかげりが見えつつあるものの、比較的業績は堅調に推移しています。金融機関においては、マイナス金利が収益に影響を及ぼしており、商業施設においても、大型百貨店の不振が目立っています。高齢者福祉施設においては、市場は今後も拡大が予想されるものの、大手企業、異業種の参入も含め競争は激しくなる一方となっています。」
ホテル需要のかげり、大型百貨店の不振、高齢者福祉施設での競争激化が記載され、顧客環境の悪化要因が継続・拡大した。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「百貨店においては、中国人観光客の「爆買い」の失速等の影響もあり、売上は減少傾向にあります。金融機関においてはマイナス金利の影響により収益が悪化しており、新たな投資を先送りする傾向が見られます。高齢者福祉施設においては、市場全体は確実に拡大しつつあるものの、同業他社との競争は激しくなっています。」
百貨店の売上減少、金融機関の収益悪化・投資先送り、高齢者福祉施設での競争激化が、顧客環境上の実際の影響として記載された。 - FY2016-Q3初出有価証券報告書
「当社グループの主要顧客であるホテルにおいては、引き続き訪日外国人増加の影響により稼働率は安定しているものの、商業施設においては、いわゆる「爆買い」の効果は一巡、金融機関においてはその収益性がマイナス金利の影響を受けています。」
商業施設では爆買い効果の一巡、金融機関ではマイナス金利による収益性への影響が記載されている。