顧客が求める人材の確保困難リスク
FY2016に初出。9回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2021。直近の記載はFY2026。
オープンアップグループがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中34社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに29社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「生産年齢人口の減少に加え、技術人材の確保を巡る企業間競争が激化する中、持続的に優秀な人材を採用し、育成し、長期にわたり活躍できる環境を構築することの重要性は一層高まっております。」
技術人材の不足と企業間の採用競争激化が、採用・育成・長期就業環境の構築を要する構造的な人材確保リスクとして引き続き強調された。 - FY2023悪化有価証券報告書
「世界情勢が不安定であるものの、経済活動の戻りと共に技術者の採用マーケットは非常にタイトであり、採用力が同業他社との優劣を決めるものとなります。」
経済活動の回復に伴い技術者採用市場の逼迫を明示し、採用力が競争上の優劣を決める要素として位置付けられた。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間においては、英国ではコロナ収束後に人材需要が回復しましたが、ブレグジッドが完了し欧州からの労働力調達が制約された事から、人材市場で供給不足が発生し、派遣事業の売上が減少しました。」
英国では需要が回復する一方、欧州からの労働力調達制約により人材市場の供給不足が発生し、派遣事業の売上減少として人材確保の困難が現れた。 - FY2021悪化有価証券報告書
「一方、国内の労働人口の低下に加え学生の理系離れ等により、長期的には採用マーケットの環境は競合による厳しさを増す傾向にあります。」
労働人口の低下、理系学生の減少、経験・スキルのあるIT技術者の採用難が明示され、人材確保困難リスクの構造的要因が広がった。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループにおいては、顧客企業のニーズを把握しつつ人材の採用・確保に努めております。しかしながら、経済環境の急激な変化や当社グループの信用失墜等により顧客企業の求める人材を確保することが困難となるような状況が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
顧客ニーズを踏まえた採用・確保を行う一方、人材確保困難リスクを継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループにおいては、顧客企業のニーズを把握しつつ人材の採用・確保に努めております。しかしながら、経済環境の急激な変化や当社グループの信用失墜等により顧客企業の求める人材を確保することが困難となるような状況が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
顧客ニーズを踏まえた採用・確保を行う一方、経済環境や信用失墜による人材確保困難リスクを継続している。 - FY2016初出有価証券報告書
「しかしながら、経済環境の急激な変化や当社グループの信用失墜等により顧客企業の求める人材を確保することが困難となるような状況が生じた場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
経済環境や信用失墜によって人材確保が困難になる可能性を挙げている。