買収に伴うのれん評価・減損リスク
FY2021に初出。8回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載はFY2026。
北浜キャピタルパートナーズがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。89社中36社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに25社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「うち、株式会社トラストコーポレーションに係るのれんの当連結会計年度末残高は420,475千円であり、総資産の6.2%を占めております。」
トラストコーポレーションの取得等により、のれん残高は342,388千円から702,367千円へ増加した。トラスト分には減損の兆候が存在するとし、将来の販売予測・キャッシュ・フローの差異が減損損失に影響する可能性を記載している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「「投資事業」セグメントに属する連結子会社の山陽小野田バイオマス燃料供給株式会社及びサンテック株式会社において、のれんの減損損失を12,544千円計上しております。 また、(固定資産に係る重要な減損損失)に記載の通り、「投資事業」セグメントにおいて、株式会社トラストコーポレーションの株式を取得し、当社の連結子会社となったことから、のれん442,605千円を計上いたしました。」
トラストコーポレーションの取得によりのれん442.605百万円を追加認識し、のれん残高は741.586百万円へ増加した。一方、既存子会社ののれんについて12.544百万円の減損損失を計上した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 のれん 342,388 (中略) 見積りの算出に用いた仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件および経営環境等がのれんの評価に不利な影響を及ぼす可能性があります。」
忍者エナジーの取得等により、のれん残高は43.573百万円から342.388百万円へ増加した。将来の販売予測、設備投資及びキャッシュ・フローの変動が減損判定に影響する対象が拡大している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「発生したのれんの金額 329,990千円 (中略) 償却の方法及び償却期間 現時点では確定しておりません。」
忍者エナジー合同会社の取得に伴い329.990百万円ののれんを認識した。のれん残高は43.573百万円から380.981百万円へ増加し、償却方法・期間は現時点で未確定とされている。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額 のれん 43,573 見積りの算出に用いた仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件および経営環境等がのれんの評価に不利な影響を与える可能性があります。」
サンテック及びMartial ACE Holdingsの取得等により、のれん残高は4,723千円から43,573千円へ増加した。将来の事業計画・販売予測・キャッシュ・フローの変動による減損判定への影響リスクが拡大している。 - FY2024-Q2のれん追加認識有価証券報告書
「発生したのれんの金額 17,668千円 (中略) 3年間にわたる均等償却」
サンテック株式会社の取得に伴い17.668百万円ののれんを認識し、3年間の均等償却を開始した。買収に伴うのれん評価・減損に関する対象が追加されたが、当四半期に減損損失の計上はない。 - FY2023再掲有価証券報告書
「当社グループは、戦略的施策の一環として買収・出資等を実施しており、これらの企業の結合取引により生じた対象会社の超過収益力をのれんとして連結貸借対照表に計上しております。」
買収・出資に伴うのれんについて、将来の事業計画、販売予測、設備投資及びキャッシュ・フローの変動が減損判定に影響するリスクを継続記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「見積りの算出に用いた仮定は、経営者の最善の見積りと判断により決定しておりますが、将来の不確実な経済条件および経営環境等がのれんの評価に不利な影響を与える可能性があります。不利な影響を受けた場合、将来の事業計画を見直し、割引前将来キャッシュ・フローが変動した場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において、減損損失の認識の判定及び減損損失の測定に重要な影響を及ぼす可能性があります。」
買収・出資により計上したのれんについて、将来の経済条件、事業計画、販売予測及びキャッシュ・フローの変動が減損判定に影響する可能性を初めて独立した重要な見積りとして記載している。当期には太陽光発電事業に係るのれん321,584千円の減損損失も計上している。