精密環境制御機器市場の周期的な好不況
FY2016に初出。34回の記載のうち16回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
朝日工業社がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2017年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。15社中9社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに10社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「機器製造販売事業の主要製品である精密環境制御機器は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。」
精密環境制御機器市場について、技術革新による成長と需給悪化による市況低迷という周期的なリスクが引き続き開示されている。 - 2026-05-14対処決算
「事業別の内訳は、設備工事事業は11,783百万円の営業利益、機器製造販売事業は101百万円の営業損失となりました。」
機器製造販売事業の営業損失は継続しているが、前年度の358百万円から101百万円へ縮小している。 - FY2026-H1機器事業の下半期受注見込み更新有価証券報告書
「半導体製造装置向け製品、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品においては納入先の生産計画により下半期に受注が増加する見込みです。」
周期的な市況変動リスクに関連し、半導体向け・FPD向け製品の受注が納入先の生産計画により下半期に増加する見込みと記載されている。 - FY2025機器製造販売事業の年度市場・業績更新有価証券報告書
「受注高は、主にFPD製造装置向け製品が増加したことにより、前連結会計年度に比べ66.9%増加の7,382百万円となりました。売上高は、FPD製造装置向け製品が増加したことにより、前連結会計年度に比べ69.6%増加の5,835百万円となりました。セグメント損失は、売上高が増加したことにより、前連結会計年度の営業損失542百万円から改善し、358百万円の営業損失となりました。」
機器製造販売事業では受注高・売上高が大幅に増加し、営業損失も542百万円から358百万円へ改善したが、なお営業損失が継続している。 - FY2025-H1機器事業の製品別受注状況更新有価証券報告書
「半導体製造装置向け製品は、納入先の生産調整等の影響が続いていますが、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品は、主に中国パネルメーカーの需要増加に伴い、受注が増加しております。」
周期的な市況変動リスクに関連し、半導体向けは納入先の生産調整の影響が継続する一方、FPD向けは中国パネルメーカーの需要増加を背景に受注が増加している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「売上高 2,230百万円 ( △38.8% ) 営業損失 449百万円 ( -% ) 受注高は2,946百万円で前年同期比22.7%の減少となりました。 売上高は、前年同期比38.8%の減少となり、営業損失は売上高の減少及び売上総利益率の低下により前年同期の営業利益131百万円から減少し、449百万円の営業損失となりました。」
精密環境制御機器市場の在庫調整等による生産減少懸念に関連し、機器製造販売事業では受注高が前年同期比22.7%減、売上高が38.8%減となり、営業利益から449百万円の営業損失へ転じている。リスクの影響がさらに実績へ現れている。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、機器製造販売事業の生産実績は、1,682百万円(前年同期比31.4%減少)、受注実績は、1,061百万円(前年同期比63.8%減少)販売実績は、1,391百万円(前年同期比50.1%減少)となりました。」
精密環境制御機器市場の周期的な下降局面に関連して、機器製造販売事業の生産・受注・販売が実際に前年同期比で減少した。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましては、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、巣ごもり需要の終息や、市場の在庫調整の影響などによる生産の減少が懸念される状況が続きました。」
精密環境制御機器市場の周期的な変動リスクについて、巣ごもり需要の終息や市場在庫調整による両製品の生産減少懸念が新たな要因として明示されている。 - FY2023機器製造販売事業の年度市場状況更新有価証券報告書
「機器製造販売事業の主要製品である精密環境制御機器は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。」
周期的な市況変動リスクが年度報告でも再確認され、電子部品不足等の影響下で機器製造販売事業の受注高・売上高・利益が前年度から減少した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましては、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、電子部品等の不足による生産計画の調整に中国における感染拡大による影響が続きました。」
周期的な市況変動リスクに関連して、両製品の生産計画調整が続き、中国における感染拡大の影響も明示され、機器事業を取り巻く懸念要因が広がっている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましても、前連結会計年度に引き続き、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、電子部品等の不足による生産計画の調整による影響が続きました。」
精密環境制御機器市場について、FPD向け・半導体向けとも電子部品等の不足による生産計画調整の影響が継続している。 - FY2023-Q1電子部品不足・中国ロックダウン影響の更新有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましては、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、前期に引き続き電子部品等の不足による生産計画の調整等があり、また、FPD製造装置向け製品については、中国におけるロックダウン等による搬入作業への影響が懸念される状況が続きました。」
精密環境制御機器市場では、両製品について電子部品不足による生産計画調整が続き、FPD向けでは中国のロックダウン等による搬入作業への影響も懸念されている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「機器製造販売事業の主要製品である精密環境制御機器は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。このような環境の中、予想を上回る下降局面になった場合、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
精密環境制御機器市場の技術革新による成長と需給悪化による低迷という周期性が再確認され、当年度には電子部品不足等による両製品の受注・生産減少が記載されている。 - FY2022-Q3電子部品不足下の製品売上高減少有価証券報告書
「FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに電子部品等の不足による生産計画の調整により売上高は減少いたしました。」
精密環境制御機器市場について、両製品の受注は増加したものの、電子部品等の不足と生産計画調整により売上高が減少した状況へ更新されている。 - FY2022-Q2受注回復と売上・生産減少の併存有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、機器製造販売事業の生産実績は、2,052百万円(前年同期比30.6%減少)となりました。」
両製品の受注は増加したものの、出荷時期等により売上高が減少し、生産実績は前年同期比30.6%減少となった。周期的な市況変動について、受注回復と生産・売上減少が併存する状況に更新されている。 - FY2022-Q1後退有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましても、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、前年度は新型コロナウイルス感染症の影響により受注は減少しましたが、当年度は底堅く推移いたしました。」
前年度に新型コロナウイルス感染症の影響で両製品の受注が減少した状況から、当年度はFPD向け・半導体向けとも受注が底堅く推移したとの説明に変化している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「機器製造販売事業の主要製品である精密環境制御機器は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。」
精密環境制御機器市場の周期的な好不況という構造的リスクが再確認され、当年度はFPD向け・半導体向けとも受注・生産が減少した。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましても、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、生産計画の調整等により受注及び生産は減少いたしました。」
精密環境制御機器市場の周期的な好不況に関連し、FPD向け・半導体向け製品の受注および生産減少が引き続き実績として記載されている。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「精密環境制御機器の製造販売事業につきましても、FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、生産計画の調整等により受注及び生産は減少いたしました。」
精密環境制御機器市場の周期的な好不況に関連し、FPD向け・半導体向け製品の受注および生産減少が引き続き実績として現れている。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品、半導体製造装置向け製品ともに、生産計画の調整等により受注及び生産は減少いたしました。」
技術革新と需給変動による精密環境制御機器市場の周期的な好不況リスクに関連して、FPD向け・半導体向けの受注および生産の減少が実績として現れている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「また、半導体製造装置向け製品は、底堅い半導体需要を背景に堅調に推移いたしました。」
半導体製造装置向け製品について、底堅い需要を背景に堅調とする状況が再確認されている。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品は、中国を中心とする大型パネルの設備投資が続いており受注及び生産は堅調に推移し、半導体製造装置向け製品も堅調に推移いたしました。」
周期的な市況変動リスクを有する機器事業について、第2四半期はFPD向け・半導体向けとも堅調とする状況が再確認されている。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品は、中国を中心とする大型パネルの設備投資が続いており受注及び生産は堅調に推移し、半導体製造装置向け製品も堅調に推移いたしました。」
周期的な市況変動リスクを有する機器事業について、当第1四半期はFPD向け・半導体向けとも堅調とする状況が再確認されている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「機器製造販売事業の主要製品である精密環境制御機器は、半導体やFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置向け製品の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。」
精密環境制御機器市場が技術革新による成長と需給悪化による低迷を繰り返す周期性が、年度のリスク説明でも再確認されている。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「また、半導体製造装置向け製品は、底堅い半導体需要を背景に堅調に推移いたしました。」
半導体製造装置向け製品について、半導体需要を背景に堅調とする状況が再確認され、従来の受注環境低迷からの改善傾向が維持されている。 - FY2019-Q1後退有価証券報告書
「また、半導体製造装置向け製品は、半導体需要の拡大を背景に堅調に推移いたしました。」
半導体製造装置向け製品について、前期までの受注環境低迷・前年並みから、半導体需要の拡大を背景とした堅調な推移へ状況が改善している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「また、半導体製造装置向け製品は、前年並みに推移いたしました。」
半導体製造装置向け製品が前年並みに推移したとの状況が、前四半期に続き記載されている。 - FY2018-Q2後退有価証券報告書
「また、半導体製造装置向け製品は、前年並みに推移いたしました。」
半導体製造装置向け製品について、前四半期までの受注環境低迷・生産減少から、前年並みの推移へと状況が弱まった形で更新されている。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「一方、半導体製造装置向け製品の受注環境は低迷し、生産も減少いたしました。」
精密環境制御機器市場の周期的な悪化に関連する半導体製造装置向けの受注低迷と生産減少が引き続き記載されている。 - FY2017再掲有価証券報告書
「精密環境制御機器は、半導体やFPD製造装置の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。」
精密環境制御機器市場における技術革新による成長と需給悪化による低迷の周期性が引き続きリスクとして記載されている。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「一方、半導体製造装置向け製品は受注環境は低迷いたしました。」
精密環境制御機器市場の周期的な悪化に関連する半導体向け受注環境の低迷が継続している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「一方、半導体製造装置向け製品は受注環境は低迷いたしました。」
半導体製造装置向け製品の受注環境低迷が継続して記載されている。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「半導体製造装置向け製品は受注環境の悪化により前四半期を下回りました。」
精密環境制御機器市場の周期的な悪化リスクに関連して、半導体製造装置向けの受注環境悪化と受注減少が実績として記載されている。 - FY2016初出有価証券報告書
「精密環境制御機器は、半導体やFPD製造装置の急速な技術革新に伴い大幅に成長する反面、需給のバランスの悪化から市況が低迷するという周期的な好不況の波があります。」
機器事業が技術革新による成長と需給悪化による市況低迷を繰り返す可能性をリスクとしている。