資源価格上昇・金融引き締めによる世界経済後退懸念
FY2023-Q1に初出。14回の記載のうち8回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2026。
日揮ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。34社中23社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに35社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度において、堅調な個人消費や企業による人工知能(AI)分野への活発な投資などを背景に、世界経済は底堅く推移しました。一方で、米国・イスラエルとイランの衝突による地政学的緊張の高まりに伴って世界経済の先行きに対する不透明感が強まっております。」
世界経済は底堅く推移した一方、米国・イスラエルとイランの衝突による地政学的緊張が新たに明示され、先行きの不透明感が強まった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、堅調な個人消費や企業による人工知能(AI)分野への活発な投資などを背景に世界経済は引き続き底堅さを維持しました。しかし、世界経済の先行きは米国による関税政策や米中対立などにより、不透明感が強まっています。」
世界経済は底堅さを維持した一方、前回までの地政学的リスク等に加えて米国の関税政策や米中対立が明示され、先行きの不透明感が強まった。 - FY2025-H1後退有価証券報告書
「世界経済は引き続き底堅さを維持しました。世界経済の先行きも、中東情勢などの地政学的リスクの高まりなどによって物価上昇の潜在的なリスクはあるものの、底堅さを示しました。」
中東情勢などによる物価上昇の潜在的リスクは残るものの、世界経済は底堅さを維持・示したと説明しており、前年度末までの後退懸念から表現がやや緩和された。 - FY2024後退有価証券報告書
「世界経済の先行きも、中東情勢などの地政学的リスクの高まりはあるものの、インフレーション率の鈍化や金融緩和の動きが見え始めたことによって、底堅さを示しはじめました。」
前四半期までの後退懸念に対し、インフレーション率の鈍化や金融緩和の動きが見え始め、世界経済は底堅さを示し始めたとの説明に変化した。一方、地政学的リスクは残っている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症対策の緩和による各国の経済活動の正常化や資源価格の落ち着き、個人消費の増加などによって世界経済は引き続き回復傾向にありました。しかし、世界的な金利上昇やインフレーション、中国経済のスローダウンに加えて、中東情勢などの地政学的リスクの高まりも影響し、先行き不透明な状況が続いています。」
世界経済の回復傾向は継続しているものの、従来の金利上昇・インフレーション・中国経済の減速に加え、中東情勢など地政学的リスクの高まりを新たに明示し、先行き不透明な状況が続くと説明している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症対策の緩和による各国の経済活動の正常化や資源価格の落ち着き、個人消費の増加などによって世界経済は回復傾向にありました。しかし、世界的な金利上昇やインフレーションに加えて、中国の景気回復がスローダウンしている影響などによって、世界経済の後退懸念が強まるなど先行き不透明な状況が続いています。」
経済活動の正常化や資源価格の落ち着きによる回復傾向を示す一方、世界的な金利上昇・インフレーションに中国景気回復のスローダウンが加わり、世界経済の後退懸念が強まったと説明している。 - FY2024-Q1資源価格安定・金利上昇継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルス感染症対策の緩和による各国の経済活動の正常化や資源価格の落ち着きによって世界経済は回復傾向にありました。しかし、世界的に金利上昇が続くなかで、世界経済の後退懸念が強まるなど先行き不透明な状況となっています。」
COVID-19対策の緩和、経済活動の正常化、資源価格の落ち着きが示された一方、世界的な金利上昇と景気後退懸念が併存する説明へ変化した。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の影響が和らぐなかで世界経済は回復傾向にあったものの、ウクライナ情勢等に伴う資源価格をはじめとする物価上昇の長期化に加え、これを抑えるための各国中央銀行による金融引き締め等が継続され、世界経済が後退する懸念が高まりました。」
資源価格・物価上昇の長期化と金融引き締めの継続により、世界経済後退への懸念が高い状態を引き続き説明している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)の影響が和らぐなかで世界経済は回復傾向にあったものの、ウクライナ情勢等を受けた資源価格をはじめとする物価上昇の長期化に加えて、これを抑えるための金融緩和縮小や金融引き締めが加速し、世界経済が後退する懸念が強くなってきました。」
資源価格・物価上昇の長期化と金融引き締めの加速が示され、世界経済後退への懸念は前四半期の説明より強まった。 - FY2023-Q1初出有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症(以下、「COVID-19」という。)の影響が和らぐなかで世界経済は回復傾向にあったものの、ウクライナ情勢等を受け資源価格をはじめとする物価上昇に加えて、これを抑えるための金融緩和縮小や金融引き締めによって、世界経済が後退する懸念が出てきました。」
COVID-19の影響が和らぎ世界経済が回復傾向にある一方、ウクライナ情勢等による資源価格・物価上昇と金融引き締めを背景に、世界経済後退への懸念を新たに記載している。