中国・新興国経済、為替相場、資源価格の不透明性
FY2016に初出。29回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q3。直近の記載はFY2026。
日鉄鉱業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2016年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。184社中157社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに84社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、食料品をはじめとする物価上昇の継続や、米国の通商政策を巡る不確実性の高まり、中東情勢の緊迫化に伴う景気の下振れ懸念が拡大したものの、賃金水準の上昇等を背景とした雇用・所得環境の改善に加え、株高等による資産効果や堅調な民間設備投資により下支えられ、景気は力強さを欠きながらも、緩やかな回復基調をたどりました。」
従来の物価・為替等の不確実性に加え、米国の通商政策を巡る不確実性と中東情勢の緊迫化による下振れ懸念を追加した。 - FY2026-H1米国関税政策の影響を追加有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、食料品をはじめとする物価の上昇や、米国の関税政策の影響が一部輸出関連産業にみられましたものの、賃金水準の上昇等を背景とした雇用・所得環境の改善、堅調な民間設備投資等により下支えられ、景気は緩やかな回復基調をたどりました。」
物価上昇や為替変動に加え、米国の関税政策が一部輸出関連産業に影響したと記載した。一方、雇用・所得環境の改善や民間設備投資により景気は緩やかな回復基調とされた。 - FY2025-H1物価上昇・為替変動継続下で景気は緩やかな回復基調有価証券報告書
「当中間連結会計期間におけるわが国の経済は、資源・エネルギー価格をはじめとする物価の上昇、為替の大幅な変動等の影響を受けつつも、インバウンド需要の増加や雇用・所得環境の改善、堅調な民間設備投資等により下支えられ、景気は緩やかな回復基調をたどりました。」
資源・エネルギー価格をはじめとする物価上昇や為替の大幅な変動が続く一方、インバウンド需要、雇用・所得環境、民間設備投資に支えられ景気は緩やかな回復基調と記載された。 - FY2024-Q3物価上昇・金融引き締め長期化による景気後退懸念有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、社会経済活動の正常化が進み個人消費等の持ち直しが見られたものの、資源・エネルギー価格をはじめとする物価の上昇や金融引き締めの長期化による世界的な景気後退懸念に下押しされ、景気は力強さに欠ける状況で推移いたしました。」
社会経済活動の正常化や個人消費の持ち直しを併記する一方、資源・エネルギー価格をはじめとする物価上昇と金融引き締め長期化による世界的な景気後退懸念を記載した。 - FY2024-Q2金融引き締め長期化による円安継続有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、ウクライナ情勢に起因する資源・エネルギー価格の高騰や世界的な金融引き締めの長期化による円安等の影響を受けつつも、新型コロナウイルス感染症の制約緩和による社会経済活動の正常化を背景とした個人消費や民間設備投資の持ち直しに支えられ、景気は緩やかに回復してまいりました。」
資源・エネルギー価格の高騰と世界的な金融引き締めの長期化による円安が継続する一方、感染症制約の緩和を背景に個人消費・民間設備投資は持ち直し、景気は緩やかに回復したと記載している。 - FY2024-Q1制約緩和で景気回復も資源・エネルギー高と円安物価上昇が継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、ウクライナ情勢に起因する資源・エネルギー価格の高騰や円安による物価上昇等の影響を受けつつも、新型コロナウイルス感染症の制約緩和による社会経済活動の正常化を背景とした個人消費や民間設備投資の持ち直しに支えられ、景気は緩やかに回復してまいりました。」
ウクライナ情勢に起因する資源・エネルギー価格高騰や円安による物価上昇が続く一方、感染症制約の緩和と個人消費・民間設備投資の持ち直しにより景気は緩やかに回復したと記載している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による影響を受けつつも社会・経済活動の正常化が進むなど一部に持ち直しの動きが見られましたものの、ウクライナ情勢の長期化等による資源・エネルギー価格の高騰に加え、各国の金融引き締めが世界経済の成長を下押しするなど、景気は厳しい状況で推移いたしました。」
社会・経済活動の正常化を併記しつつ、ウクライナ情勢の長期化、資源・エネルギー価格高騰、各国の金融引き締めを新たな悪化要因として記載した。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による影響を受けつつも社会・経済活動の正常化が進むなど一部に持ち直しの動きが見られましたものの、ウクライナ情勢の長期化等による世界的な資源・エネルギー価格の高騰に加え、各国の金融政策が急激な為替変動をもたらすなど、景気は厳しい状況になってまいりました。」
ウクライナ情勢の長期化、資源・エネルギー価格の高騰、各国金融政策による急激な為替変動が新たな外部環境の悪化要因として記載された。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による社会・経済活動への制限が徐々に緩和され持ち直しの動きが見られましたものの、日米の金利差拡大による急激な円安の進行、資源・エネルギー価格の高騰や物流停滞による供給制約が続いたことから世界的なインフレの懸念が高まるなど、景気は本格的な回復には至りませんでした。」
感染症による制限緩和と持ち直しの動きがある一方、急激な円安、資源・エネルギー価格高騰、物流停滞による供給制約、世界的なインフレ懸念が新たな外部環境の悪化要因として記載された。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済活動の正常化に向けた動きが見られたものの、海外情勢等による原油及び原材料価格の上昇や供給面での制約に加え、金融資本市場の変動等の影響により、景気は本格的な回復には至りませんでした。」
行動制限緩和による正常化の動きがある一方、原油・原材料価格の上昇、供給制約、金融資本市場の変動を新たな不透明・悪化要因として記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種の普及や、世界経済の回復に伴う輸出の増加などにより、持ち直しの動きがみられたものの、資源価格の大幅な上昇や、新たな変異株による感染再拡大が懸念されるなど、景気は依然として厳しい状況で推移いたしました。」
世界経済の回復や輸出増加による持ち直しを併記する一方、資源価格の大幅な上昇と新たな変異株による感染再拡大を不透明・悪化要因として示した。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、世界経済の回復に伴う輸出の増加により、製造業を中心に持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大や原材料価格の上昇等により回復のテンポに鈍化がみられるなど、景気は依然として厳しい状況で推移いたしました。」
輸出増加による持ち直しを記載する一方、感染再拡大と原材料価格上昇により回復テンポが鈍化し、景気は依然厳しい状況とされた。 - FY2022-Q1景気持ち直しも感染症による経済活動制約継続有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、世界経済の回復や政府による各種政策の効果により持ち直しの動きがみられたものの、新型コロナウイルス感染症の影響による経済活動の制約が続くなど、景気は依然として厳しい状況で推移してまいりました。」
世界経済の回復や政策効果による持ち直しを記載する一方、新型コロナウイルス感染症による経済活動の制約と厳しい景気状況が継続している。 - FY2021感染再拡大下で景気低迷が継続有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済が大きく落ち込む中、一時は持ち直しの動きがみられたものの、再び感染拡大傾向に転じるなど、景気は依然として厳しい状況で推移してまいりました。」
世界経済の落ち込みと感染再拡大により景気の厳しい状況が続いたが、一時的な持ち直しも併記された。 - FY2021-Q3感染再拡大下で一部回復も厳しい景気有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済が大きく落ち込む中、個人消費や輸出、生産に持ち直しの動きがみられたものの、再び感染拡大傾向に転じるなど、景気は依然として厳しい状況で推移してまいりました。」
世界経済の大幅な落ち込みが続く一方、個人消費・輸出・生産に持ち直しの動きがみられたが、感染再拡大により景気は依然厳しい状況と記載されている。 - FY2021-Q2感染症下の世界経済落ち込みと一部持ち直し有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により世界経済が大きく落ち込む中、緊急事態宣言の解除後は個人消費や生産に持ち直しの動きがみられたものの、企業収益は依然として大幅な減少が続くなど、景気は極めて厳しい状況で推移してまいりました。」
新型コロナウイルス感染症により世界経済が大きく落ち込み、企業収益の大幅減少が続く一方、緊急事態宣言解除後の個人消費・生産の持ち直しも記載している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により社会経済活動が大幅に停滞し、個人消費や輸出、企業収益が急速に悪化するなど、景気は極めて厳しい状況で推移してまいりました。」
新型コロナウイルス感染症による社会経済活動の停滞、個人消費・輸出・企業収益の急速な悪化を記載し、外部経済環境の悪化要因が拡大した。 - FY2020-Q3世界経済減速・自然災害の影響有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、民間設備投資や公共投資は堅調でありましたものの、世界経済の減速に伴う輸出の弱含みや自然災害による影響等により、景気は全体的に力強さに欠ける状況で推移いたしました。」
世界経済の減速に伴う輸出の弱含みと自然災害による影響を外部環境の要因として記載し、景気が力強さに欠ける状況が続いている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦の深刻化や地政学リスクへの懸念に伴う世界経済の同時減速により輸出を中心に弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直すとともに、民間設備投資や公共投資などの内需に下支えされ、景気は緩やかに回復してまいりました。」
米中貿易摩擦の深刻化と地政学リスクへの懸念に伴う世界経済の同時減速、輸出の弱さを記載しており、外部環境の不透明性・悪化要因が強まっている。一方、内需に支えられた景気回復も併記している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速等の影響により世界経済の不確実性が高まり、輸出等の弱さが続いているものの、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費が持ち直すとともに、民間設備投資や公共投資などの内需に下支えされ、景気は緩やかに回復してまいりました。」
米中貿易摩擦の長期化、中国経済の減速、世界経済の不確実性と輸出の弱さを継続記載する一方、内需に支えられた景気の緩やかな回復も併記している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、米中貿易摩擦の長期化や日米貿易交渉の行方、混迷する英国のEU離脱交渉など、世界経済の先行きには不透明感が残るほか、為替相場や資源価格の動向、消費税率引き上げの影響なども懸念され」
米中貿易摩擦の長期化に加え、日米貿易交渉、英国EU離脱交渉、消費税率引き上げの影響を不透明要因として記載している。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦の長期化に伴う中国経済の減速等により、世界経済の不確実性が高まりましたものの、企業収益や雇用・所得環境の改善を背景に、民間設備投資や個人消費が増加するなど、景気は緩やかに回復してまいりました。」
米中貿易摩擦の長期化と中国経済の減速により世界経済の不確実性が高まったと記載した。一方、企業収益や内需を背景とする景気回復も併記している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米中貿易摩擦への懸念や自然災害による影響等がありましたものの、米国経済に牽引された世界経済の回復を背景に、企業収益が改善するとともに、堅調な個人消費や民間設備投資に支えられ、景気は緩やかに回復してまいりました。」
米中貿易摩擦への懸念や自然災害の影響を挙げる一方、世界経済の回復、企業収益の改善及び内需に支えられた緩やかな景気回復を記載している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「今後の見通しにつきましては、景気は緩やかな回復が続くものと見込まれますが、米中貿易摩擦など世界経済の減速懸念に加え、為替相場や資源価格の動向等、不安材料も多いことから、当社グループを取り巻く経営環境は予断を許さない状況が続くものと考えられます。」
景気回復を見込む一方、世界経済の減速、為替、資源価格などの不透明要因を継続している。 - FY2017顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国の経済は、中国経済の減速等により、一部に弱さが見られたものの、米国大統領選後の円安の進行等を背景に輸出が持ち直し、企業収益も改善の動きを見せるなど、景気は力強さを欠きながらも、緩やかな回復基調をたどりました。このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業等における減収により、売上高は1,073億2千5百万円(前連結会計年度比5.9%減)と前連結会計年度を下まわり、経常利益は74億7千4百万円(前連結会計年度比23.1%減)と前連結会計年度に比べ減少いたしました。」
中国経済の減速など外部環境の弱さが続き、資源事業等の減収、売上高5.9%減、経常利益23.1%減として実績に現れた。一方、円安を背景とする輸出持ち直しも記載されている。 - FY2017-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、米国大統領選後の円安の進行や株価の回復などにより、一部に持ち直しの動きがみられたものの、中国や新興国経済の停滞などにより、景気はやや力強さを欠く状況で推移いたしました。このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業における減収により、売上高は808億7千3百万円(前年同四半期比4.4%減)と前年同四半期なみにとどまり、経常利益は56億9千3百万円(前年同四半期比24.3%減)と前年同四半期と比べ低下いたしました。」
円安や株価回復による一部持ち直しが記載された一方、中国・新興国経済の停滞が続き、売上高・経常利益の減少として外部環境の影響が現れた。 - FY2017-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、中国経済の減速や円高の進行等により、輸出が停滞するとともに、企業収益の改善にも足踏みがみられるなど、景気は全体的に力強さに欠ける状況で推移いたしました。このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業における減収により、売上高は522億2千7百万円(前年同四半期比8.4%減)と前年同四半期を下まわり、経常利益は29億9百万円(前年同四半期比47.0%減)と前年同四半期と比べ振いませんでした。」
中国経済の減速と円高の進行が輸出停滞や資源事業の減収、売上高・経常利益の減少として現れた。 - FY2017-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、中国経済の減速や円高による輸出の停滞、公共投資の減少に加え、英国のEU離脱問題に伴う世界経済の動揺などもあり、全体的に力強さに欠ける状況で推移いたしました。このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業における減収により、売上高は262億2千1百万円(前年同四半期比8.6%減)と前年同四半期を下まわり、経常利益は12億4千4百万円(前年同四半期比57.8%減)と前年同四半期と比べ振いませんでした。」
中国経済の減速、円高、英国のEU離脱問題に伴う世界経済の動揺が記載され、減収・経常利益減少を伴う外部環境の悪化が実際に表れた。 - FY2016初出有価証券報告書
「中国経済の減速、新興国経済の成長鈍化など、景気の先行きが不透明であるほか、為替相場や資源価格の動向なども懸念され」
経営環境の外部リスクとして初出。