日米3連休前の市場でドル/円は方向感を欠くもみ合い。FRBの利上げ見通しやECB議事録、米指標、イラン情勢関連の動きが材料となった。今後の指標発表を控え、注目点は米CPI・ミシガン指数や欧州要因に集まっている。
8日(木)午前6時10分から9日(金)午前5時55分までの期間、ドル/円は158円前後でのもみ合いが継続し、決定打に欠く展開となった。米長期金利の動きと原油価格の動因が相場を振り、トレンドは出づらい状況だった。
この日取り上げられた焦点として、高市首相が「リフレ政策と異なる」との見解を示し、総額370兆円超の官民投資による成長戦略が従来のリフレ政策と異なるとの位置づけを再確認した。
FRBのウォラー理事は「経済データが予想通り推移すればインフレを2%へ早期に戻すため追加利上げが妥当」と述べ、利上げ時期には柔軟性があると語った。
ECBは9月理事会の議事録を公表し、インフレリスクは一段の上振れへと傾いているとの認識で全員が一致したと伝えられた。米新規失業保険申請は予想を下回り低水準を示し、欧米の景気評価材料となった。
米大統領の発言では「中間選挙までの間にイランを攻撃することはない」との見解が示された。これにより原油相場の上げ幅が縮小する動きとなった。