2025年は米ドル離れと円離れが同時に意識され、2026年のドル円相場はどうなるかが注目された。野村證券の尾畑秀一シニア・ストラテジストが展望を解説し、市場は解散報道をきっかけに株高・円安の反応を見せた。
2025年のマーケットでは政策不透明感から米ドル離れが意識され、ドル円は4月に一時139円台まで円高が進んだ。その後、年後半にかけて円安へと転じ、日本が利上げ局面、米国が利下げ局面となるとの見通しの中、日米金利差の縮小が想定されていた。
野村證券投資情報部の尾畑秀一シニア・ストラテジストは、2026年のドル円相場について解説しており、政策動向や金利動向が転換点をつくるとの見方を示している。
市場では1月9日に高市首相の衆院解散検討報道が伝わり、日経平均株価先物が上昇し、ドル円は158円台へと円安方向に動いた。翌13日も株高が続き、ドル円は158円台の水準を維持した。
今後の注目点として、早期解散の可能性と内閣・自民党の支持率、首相の為替市場への発言や介入への距離感、日本銀行の追加緩和の姿勢、選挙後の自民・国民民主の連携可能性などが挙げられる。