日経平均株価は3日ぶりに反発し終値は6万5270円。円は9月に入り円高・ドル安が進み、日銀の利上げペースを巡る市場のハードルが高まっているとの見方が広がった。
日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比128円高の6万5270円で取引を終えた。朝方は下落して始まったが、AI・半導体関連株の買い戻しが大引けにかけて広がり、東証プライム市場の約半分が上昇した。
円相場の展望には注目が集まる。9月に入り急速に円高・ドル安が進んだ背景には日米当局の姿勢、日銀の利上げ期待の高まり、GPIFの国内投資拡大の思惑の3要因が挙げられる。
特にベッセント財務長官の発言が市場の注目を集め、円売りを抑制する姿勢が示されたとの見方がある。これにより円売りの持ち高を解消する動きが進んだとみられる。一方、原油高による貿易赤字拡大など円売り要因は依然として残り、日銀の利上げペースを市場が織り込む中でハト派と受け止められれば再び円安方向へ動くリスクも指摘されている。