米8月PPIの発表を控え、ドル/円は152円台後半から154円のレンジ推移が想定され、ECB理事会にも注目が集まる。
今夜、米8月生産者物価指数(PPI)が発表される見込みで、前年比は+5.3%、食品・エネルギーを除くコアPPIは前年比+4.6%と予想されている。前回はそれぞれ+4.7%、+4.2%だったが、伸びが加速する可能性があると見込まれている。FOMCでの利上げの可能性も意識されている中、 CPIの発表が直前情報として最も注目を集めている。
東京市場ではドル/円の取引が混在し、仲値公示後には153.74円前後へ強含みつつも、原油高などで下値は限定的に推移。海外時間では今夜のPPIと来週のCPIの影響を見極める動きが続くとみられる。
今夜の材料としてはECB政策金利の動向にも注目が集まり、21:45のラガルドECB総裁講演などが挙げられている。米8月PPIの発表後の取引レンジはおおむね152.6円〜154.4円付近が想定され、154円台での上値の重さが意識されやすい局面だと伝えられている。
その他の注目イベントとして、ECB理事会の結果や米新規失業保険申請件数、米7月中古住宅販売件数などが挙げられており、今夜は複数の材料が同時に相場へ影響を及ぼす可能性がある。