日銀が展望リポートで物価上昇率が目標の2%に到達したと判断したことを伝え、今後は上振れを抑制する対応が主要課題となる。現行の政策金利1.25%を維持する方針が示された。
日銀が公表した展望リポートで、物価上昇率が目標の2%に達したと判断したことが示された。14年近くの長い道のりを経ての到達であり、今後は物価の上振れを抑える対応が主要課題とされている。
決定会合では、長期にわたって続けられてきた大規模金融緩和を背景に、現行の政策金利1.25%を据え置く判断が示された。利上げには景気への影響があるため、慎重な対応が求められるとされている。
景気動向と物価動向のバランスを見極める必要性が指摘され、今後の利上げ時期について市場では12月の次回会合での動向が注目されている。植田総裁は記者会見でさらなる物価上昇に警戒感を示した。
政権の経済運営姿勢についても言及があり、金利政策の運用は独立性と客観的な分析に基づく判断が求められるとの見方が示唆されている。