サイバーステップHDは中国の信華信技術とDIRECT CHINAと、日本市場向けAIコールセンターの共同開発に向け基本合意を締結した。実証実験は2026年10月に開始予定で、日本語音声品質の最適化と国内展開体制の整備を進める。
サイバーステップホールディングスは信華信技術股份有限公司およびDIRECT CHINA株式会社と、AIコールセンターサービスの共同開発と商用展開を目的とする基本合意書を締結した。三者は日本市場向けの戦略的業務提携を進めることとなる。
提携の背景には生成AIや音声認識の進化によるカスタマーサポートの効率化ニーズがあり、日本語音声品質やインフラ対応、個人情報保護といった日本固有の要件を満たすことが重要視されている。信華信はAIボイスチャットなどの基盤を提供し、NAXAのAI音声技術を活用して日本語品質を最適化する。DIRECT CHINAは国内での営業・展開を支援する役割を担う。
実証実験は2026年10月に開始予定で、AIによる架電や意向判定、オペレーター連携機能などの適合性を検証する方針。日本語品質の実証と収益化へ向けた道筋が今後の焦点となる。
国内企業の人手不足解消や品質平準化といった課題解決に寄与する可能性があり、自治体や金融、通信など幅広い分野への横展開が想定される。一方で、現時点で本契約締結やサービス開始の確定ではなく、今後の協議次第で変動する可能性がある点も留意される。