奥村組が竣工40年の実用免震ビルを用い、免震装置の性能変化を検証する実証実験を開始した。今後の測定で装置の挙動や信頼性の変化を確認する予定である。
奥村組は竣工40年を迎える実用免震ビルを対象に、免震装置の性能変化を検証するための実証実験を実施する。建物の長期にわたる挙動観測を通じて、現行免震システムの信頼性向上につながる知見を得ることを目的としている。
実証実験では免震装置の減衰特性や地震時の挙動を実測データに基づき評価する予定で、従来の設計指標だけでは捉えづらい性能変化の実態を明らかにすることが狙いとされる。
今後の公表や追加データの公開を通じて、実例ベースの免震装置評価の方法論が広がる可能性があるとみられている。