日経平均が急落する局面で、サイゼリヤと良品計画の株価が逆行高となった。値上げや海外展開の評価、データセンター需要の拡大といった要因が投資家の注目を集めた。
日経平均はコアウィーブの巨額負債懸念で一時大きく下落したが、データセンター需要の回復を背景に市場参加者は需要の実態を見極める姿勢を崩さなかった。データセンター事業者の淘汰は進むものの、全体の需要自体が急減するわけではなく、強固な事業者への収れんが進むとの見方が示された。
中国のCXMTなどが高性能メモリを供給する動きが伝えられ、半導体部材の価格高騰が落ち着くとの見方が広がった。供給増加が調達コストの抑制につながり、データセンターや機器メーカーの実需回復を後押しするとの解説だった。
サイゼリヤは平均6%程度の値上げを発表したにもかかわらず株価が一時約14%上昇。低価格戦略を維持することで利益率改善への寄与が大きいとの見方が示された。良品計画は売上高1兆円超えを達成し、海外比率を40%へ引き上げる中期計画を公表して株価の評価を高めた。
番組の後半ではダイヘンが取り上げられ、データセンター新設や工場自動化の進展で電力インフラ投資が世界的に増加するとの見方が示された。短期的な株価調整はあるとされるものの、長期的には電力需要の構造的な拡大が企業価値の支えとなる可能性が指摘された。