前場の日経平均は続落となり、米国のAI開発ペース鈍化懸念と原油高が重しとなった。売り一巡後は押し目買いも入り、下げは渋る展開となった。
前場の東京株式市場で日経平均は続落し、前営業日比0.8%安の603498円61銭となった。米国のAI開発ペース鈍化懸念とホルムズ海峡の原油高が重しとなり、一時は2%超下落した。
日経平均は前場序盤に最大2.01%安まで下落した後、売りが一服して押し目買いが入り、下げ幅を縮めた。AI関連株や半導体株の値下がりが目立つ一方、内需関連やソフトウェア関連は比較的堅調だった。
プライム市場では銘柄の大半が上昇し、TOPIXは小幅に反発して推移。午前の取引を通じてTOPIXは上昇を維持し、東証プライム市場の売買代金は3兆9148億3700万円となった。
市場関係者はオープンAIの年内IPO見送りを受け、関連株の売りが加速した点を挙げ、決算発表を終えた時期は株価反転のきっかけを見出しにくいとの見方を示した。半導体関連は次の決算シーズンまで上値が重いとの見通しもあった。