日銀は金融政策決定会合で政策金利を1.25%に据え置くことを決定し、植田総裁は基調的な物価上昇率が2%に達したとの認識を示した。今後の利上げは引き続き適切に調整するとして、2%目標の定着度合いを見極めていく方針だ。
日銀は29日から2日間の金融政策決定会合を開き、政策金利を現状の1.25%に据え置くことを決めた。会合では、基調的な物価上昇率について日銀が物価安定の目標とする2%に達したとの認識が示された。併せて、現状の金融政策の枠組みを維持することが確認された。
今後の利上げの可能性については、引き続き政策金利を引き上げる方向で検討しつつ、物価安定の持続的・安定的な実現を見据えて適切に調整するとされた。日銀は2013年から2%の目標を掲げており、総裁は基調的な物価上昇率が達したことを踏まえ、目標の定着度合いを慎重に見極める姿勢を示した。
植田総裁は基調的な物価上昇率が「もう2%に達している」との認識を改めて示し、目標の定着を確認することの重要性を強調した。総裁は、目に見えて急に上がる状況は望ましくないとの認識を述べ、今後の水準の安定化に向けた判断を注視する意向を示した。