豪ドル/円は110円台回復局面を維持する一方、今週はRBA議事録と雇用統計に市場の焦点が移る見通し。前週は高値圏を一時回復する場面もあったが、上値には長期金利の動向が影響する可能性がある。
豪ドル/円は先週底堅い展開を維持し、今月初の108.70円前後の安値から反発しており、5日に110円台を回復。7日には110.64円前後まで上昇する場面があったが、世界的な長期金利上昇と株価の下落を背景に一時は110円台を割り込んだ。9日のアジア市場では再びドル/円と円を売る動きが優勢となり、15時時点では110.45円前後で推移している。
今週はRBA議事録(13日)と豪9月雇用統計(15日)に注目が集まっており、11月3日開催の次の利上げ会合での利上げ確率は市場織り込みで約30%と見込まれている。議事録ではハト派的なトーンが出る可能性があり、雇用統計の結果次第で豪ドルの動きが影響を受ける可能性がある。
来週の見通しとしては、予想レンジ109.000~112.000円、基調は方向感の模索。注目ポイントは10月13日のRBA政策金利と10月15日の豪9月雇用統計、主要国株価や国際商品価格の動向。