今週RBAが政策金利を4.60%へ引き上げる見通しが伝えられ、豪ドル/円の年内追加利上げの織り込み度が動く可能性がある。
先週の豪ドル/円は上値が重い展開となり、ドルの堅調継続とともに豪ドル/米ドルが下落して112円台での推移が続いた。23日以降は長期金利の上昇と株式市場の調整ムードが影響し、25日には111円台前半へやや下押ししたが、大きな動きには結びつかなかった。
今週はRBAの政策金利決定が焦点となり、4.60%への0.25%の利上げが見込まれている。ブロック総裁ら高官のインフレ警戒発言が市場の利上げ観を支え、25bpの利上げはほぼ確実視されているものの、次回の利上げ時期や今後の方針に対する市場の読みは分かれている。
今回の利上げを経た年内追加利上げの見通しについては、金利市場の織り込みで約6割の確率とされ、今後の声明文とブロック総裁の記者会見での示唆次第で豪ドルの動きが左右されそうだ。豪ドル/円は利上げ期待の変化に応じて上下し得る状況が続く見込みだ。
来週の見通しとしては、予想レンジ109.500~113.000円と不安定な局面が想定され、主要イベントとしてRBAの政策金利と8月CPIの発表が挙げられる。市場は追加利上げ観とその程度に注目して推移するだろう。