中国・上海で開催中の中国国際輸入博覧会で、日本企業がAI関連技術を積極的にアピールしている。パナソニックはデータセンターを象徴とする展示とAIインフラの重要性を訴え、約22億元を投じて中国国内の生産能力拡大を計画した。
中国・上海市で5日から開かれている世界最大級の国際見本市で、日本企業も多く出展している。AIブームを背景に、データセンター用インフラやAI実用化関連技術の需要が高まっており、各社は商機獲得を目指している。
パナソニックはブースの正面に巨大なデータセンターのイメージ図を掲げ、コンデンサーや冷却モーターなど関連技術を積極的にアピールした。現地での戦略発表会ではAIインフラを重要事業の一つとして位置づけ、基板材料の供給量を2030年までに25年比で倍増させる方針を示した。
同社は中国国内の生産能力拡大に向けて総額約22億元を投資する計画を明らかにした。ほかにも三菱電機はAIやロボットを使った無人化工場の技術を展示、荏原はデータセンター向けの冷却や蓄電システム、半導体製造技術を紹介した。
中国政府・企業はAIや人型ロボットなどの先端産業を推進しており、データセンターのインフラ整備やAIの実用化をめぐる技術が活況を呈している。日本企業の製品は高品質と信頼性が評価され、旺盛な需要を取り込む機会になり得るとの声も出ている。