東証グロース市場は小幅に続落し、午前に比べ午後は売りが一巡して下げ幅を縮めた。主要銘柄の動向として、時価総額上位銘柄の一部が上昇する一方で、値下がり銘柄も目立った。
本日の東証グロース市場は前日比で小幅の動きを示し、東証グロース市場指数は0.59ポイント安の959.94となった。出来高は5億2729万株、売買代金は2323億円。グロース市場の銘柄動向は下落銘柄が386、上昇銘柄が164、変わらずが35だった。米国市場の動向を受け、AI関連株や半導体株の重さが見られ、リスク回避ムードが広がった。
午前中は売りが優勢だったが、午後は下げ渋る展開となり、グロース市場Core指数は0.23%高の場面があった。前日のダウは小幅高で推移したものの、ナスダック総合が大幅安となり、半導体関連株の影響が日本市場にも及んだ。市場では新興市場へ資金流入期待もあったが、原油高が投資家心理を慎重にさせた。
個別ではGRCSやデジタリフト、アクリート、イノバセルなどが下落、時価総額上位銘柄では技術承継機構やSynsが下落。上昇銘柄としてはソシャルワイヤ、データセク、ジィ・シィ企画、サークレイス、フツパーなどが挙げられた。富士通の防衛装備庁委託研究の共創パートナー決定、シンガポール投資ファンドのTOB発表、セキュリティ提供開始、希少資源回収プロジェクト採択といった動きもあり、相場全体を支えつつ細かい銘柄動向が続出した。
市場全体の動向として、午前中の下落を受けた売り一巡感が午後には強まり、日経平均に歩調を合わせる形でグロース指数は大きく崩れず小幅高に転じる場面も見られた。上昇・下落銘柄の顔ぶれには、データセクやリネットJG、ジィ・シィ企画、サークレイスなど新興・成長銘柄が混在していた。