生成AI需要を背景に、主要24社の四半期売上高の倍率を比較すると、エヌビディアは962.2億ドルへ急成長する一方、インテルは161.0億ドルへと低下。メモリ各社の上昇も顕著で、世界市場は2.7倍へ拡大した。
生成AIの普及によって半導体需要が大きく変化し、エヌビディアのGPUを中心とするデータセンター向けAI半導体の売上高が急速に伸びた。2022年5-7月期の57.5億ドルから、2026年5-7月期には962.2億ドルに達し、他社を大きく引き離す結果となった。
メモリメーカーはサムスン、SKハイニックス、Micronの順で急成長。HBM需要とAIサーバー・汎用DRAM・NANDの不足が背景にあり、各社の四半期売上高は大幅に増加した。KIOXIAとSanDiskもNAND分野で上位に食い込んだ。
NVIDIAのGPUを製造するTSMCの売上高は402億ドル、Broadcomは219億ドルへと拡大。一方、かつて半導体売上高トップだったIntelは161.0億ドルと大きく落ち込み、世界市場上位の座から外れる状況となった。
図3の比較は24社の2022年5-7月期と2026年5-7月期の売上高の倍率を示し、世界半導体市場の出荷額は1505.3億ドルから4033.0億ドルへと約2.7倍に拡大した。倍率が市場平均を上回る企業が成長を維持し、下回る企業は市場シェアを失ったことになる。