今週の日経225先物は米国指標の発表とマイクロン・テクノロジー決算をにらみ、上値と下値のレンジを探る展開になる見通し。ボリンジャーや75日線などの技術水準を観察しつつ、短期的な動きが想定されている。
今週の日経225先物は米国の指標発表とマイクロン・テクノロジーの決算を前に、レンジ内の取引が中心となる見込みだ。前週の高値圏での推移後、日中の動きはロング優勢の流れを維持しており、ナイトセッションでの水準上昇が見られた。
技術的には25日移動平均線を上回り、ボリンジャーバンドの+1σを超える場面が多く、+2σが射程圏になる可能性はあるものの、過熱感は警戒される局面。8月の急落以降、75日線が上値抵抗として機能してきたが、これを明確に上抜けるかが焦点となる。
米国ではADP雇用統計、個人所得・個人消費支出(PCE)、ISM製造業景気指数、雇用統計の発表が控え、マイクロン・テクノロジーの決算発表は30日を予定している。これらの指標と金利動向、原油相場の動向を見極めつつ短期的なスキャルピング中心の展開が想定される。
一方、米FRBが年内あと1回の利上げを市場が織り込んでいるとの見方があり、日銀にも追加利上げの可能性が取り沙汰されている。市場全体としては金利や原油動向を注視しつつ、マイクロン決算の影響次第でアドバンテストや東京エレクトロン、キオクシアなどの銘柄動向が強まる場面が想定される。