小池酸素工業がサイバー攻撃を公表し、流出が疑われる電子ファイルがインターネット上に公開されていることが確認された。Exitiumは約5.8TBの窃取を主張し、10月13日を期限として売却を示唆している。
小池酸素工業は2026年10月15日付の公表で、被害拡大を防ぐ目的で社内ネットワークの接続制限を実施し、原因と影響範囲の特定調査は完了したものの一部システム障害が残り、業務に支障が出ていると説明している。流出が疑われる電子ファイルがネット上に公開されていることもあらためて確認した。なお、公開された情報の具体的な範囲や内容の全貌は調査中である。
Exitiumは業務文書や情報システム管理画面、個人情報を含み得る資料を含む約5.8TBのデータを保有すると主張したが、同社が5.8TBの裏付けを公表したわけではなく、全量の所在や真正性は確認できていない。攻撃者は10月13日を期限としてデータ売却を示唆していた。
被害サーバーには個人情報が保管されていたとされ、同社は個人情報保護委員会に情報漏えいのおそれがある事案として報告済みとしている。掲載された資料の真偽や流出経路の確証は取れていない。
小池酸素工業は2026年10月15日付の訂正公表で、連結業績への影響は「軽微」とされていたが、2027年3月期第2四半期決算日程への影響は「現在精査を行っている」に変更された。