日銀の利上げペースを巡る市場の見方がハト派方向に傾けば、円はさらに下落する可能性があると指摘されている。ドル円は157円台半ばで推移している。
NY市場の為替概況では、ドル円が157円台半ばで推移した。市場関係者は日銀の利上げペースを巡る見方がハト派方向へ傾けば、円が一段と下落する余地があるとの見方を示した。
日銀の審議委員が今回の利上げに反対したことが、政策転換の可能性に対する懐疑を生ませている。植田総裁が金融政策対応が後手に回っていないとの認識を強調したことも、追加利上げのハードルが高いとの見方につながった。
米国連邦準備制度理事会(FRB)が10月に再び利上げを実施するとの見立ても、円に対する下押し圧力を維持する要因として挙げられた。短期的にはドル円の売り材料が弱まるとの指摘もある。