日米の金融政策で米FOMCは金利を据え置きつつ景気見通しを強化評価へ引き上げ、インフレ対策の継続を明記。日銀は据え置きを決定し緩和の調整とETF売却の加速を示し、展望レポートで2027年の物価見通しを上方修正した。
米FOMCは金利を据え置いたまま経済評価を前回の「solid」から「strong」に引き上げ、インフレについても目標へ遅滞なく戻す方針を示した。一方でさらなる情報収集を続けるとの文言もあり、市場に大きな波風はなく通過した。
日銀は予想通り金利を据え置き、物価の上昇率が目標と概ね整合的であると指摘。金融緩和の度合いを調整する方針とETFの売却ペース加速を決定し、展望レポートでは2027年度の物価見通しを上方修正した。
円は軟調だった一方、主要通貨の対ドルの動きではニュージーランドドルの下落が目立つ場面もあった。欧州系の動向を含めた通貨市場の反応は限定的で、ユーロ円は175円割れを回避する形となった。