NY時間の取引終盤、ドル円は157円台後半で膠着。原油急落を背景にドル安が先行する一方、クロス円で円安材料も見られ、今後のボラティリティ高止まりが意識されている。
NY時間の終盤、ドル円は157円台後半で推移しており、原油の急落を背景に為替市場ではドル安が優勢となっている。しかし、ドル/円以外のクロス円では円安方向の動きも出ており、膠着感が続いている。
中東情勢の緊張緩和への期待から原油は急落しているが、トランプ大統領がイラン攻撃再開に先だって外交交渉の見極めを重視しているとの報道が伝えられ、湾岸諸国の懸念が背景として挙げられている。イラン最高指導者が政府に交渉を委ねるとされた報道もフォローとして示されている。
ただし地政学的不透明感とともに、明日の米中間選挙を控えて相場のボラティリティは高止まりする可能性があるとの指摘もある。選挙後の政局見通しとして民主党が下院で多数派を奪還する見込みが語られている。
アナリストは民主党がAI分野への規制を強化するリスクを指摘しており、IT・ハイテク株の売りを促す材料となり、米国の例外主義観やドルへの影響に繋がる可能性があると述べている。
市場の直近指標として USD/JPY は 157.86、 EUR/USD は 1.1197、 GBP/USD は 1.3412 と記録されている。