ダイドーグループホールディングスは2027年1月期第2四半期決算で営業利益が388%増の67.4億円となり、通期予想を大幅に引き上げた。海外のトルコ事業が牽引し、国内は黒字転換を果たした。
2027年1月期第2四半期の決算で、売上高は前年同期比2.0%増の1,200億5,700万円、営業利益は388.2%増の67億4,400万円となり、親会社株主に帰属する中間純利益は28億円だった。海外飲料事業が大幅に増益を確保し、トルコを中心に過去最高益を更新した。国内飲料事業は減損損失の減少に伴う減価償却費の低下と収益改善施策の進展で黒字転換を達成した。
セグメント別では、海外飲料事業の売上高が約360億円、利益が約52億円となり大幅に拡大。一方、国内飲料事業は売上高676億円で前年同期比マイナスとなったが、セグメント利益は黒字へ転じた。医薬品関連と食品は減益傾向が続いたものの、全体として営業利益の伸びを支えた。トルコ事業では炭酸飲料の販売拡大と戦略的な価格改定などが寄与したほか、インフレと為替変動に対応した営業施策が進んだ。さらには自販機の運用改善や共創SPAモデルの推進が国内事業の収益性向上に寄与した。
通期予想の修正では、売上高を2,463億円、営業利益を123億円、経常利益を94億円、親会社株主に帰属する当期純利益を60億円と上方修正。国内飲料事業の売上は下方修正される一方、利益は上方修正となり、全体としては黒字転換を想定している。国内の不採算自販機の見直しとスマートオペレーションによる人件費抑制など、収益性を重視した施策が継続される見込み。海外依存のリスク管理と中長期的な成長戦略も併せて示された。