米パラマウント・スカイダンスがワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を完了させ、スカイダンスとして統合された新組織が誕生。買収額は約1100億ドルで、今後5年間は映画を中心に公開が進む見通し。
パラマウント・スカイダンスがワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収を完了させた。買収額は1100億ドル(約17兆円)で、ハリウッドの二大スタジオが統合された“大規模エンターテインメント企業”が誕生する。
合併後の運営には厳格な規制があり、映画製作のノルマや報道部門の独立性を巡る管理が設けられている。視聴者へは将来的なサービス統合や価格動向も含め、影響が生じる可能性があると伝えられている。
今後5年間で毎年一定数の映画公開が義務づけられ、初期の2年間は年間30本、以降は32本を超える公開が予定されている。独立系映画を含む最低4本の公開義務もあり、ノルマ達成不能時にはミラマックスの株式売却の可能性が示唆された。
ハリウッドの雇用に対する影響も懸念され、直接雇用の減少や賃金損失が生じる可能性が指摘されている。地域経済の分散化も議論になる中、再訓練基金の設置といった対策が取られる見込みだ。
合併によってCNNとCBSの報道独立性を巡る新たな仕組みとして、ニュース編集独立委員会の設置が合意された一方、実効性には依然と懸念が残っている。